憧れの車に乗れる!残価設定ローン(残クレ)のメリット・デメリット

自動車の購入をお考えの方の中には、残価設定ローン(残クレ)という支払い方法を一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?

最近ではテレビのCMなどでも目にするようになった残価設定ローンですが、あまり仕組みについては詳しくないという方も多いでしょう。

 

残価設定ローンをうまく使うことで、手が届かないと思って諦めていたあの車を購入できるかもしれません!

今回は、気になる残価設定ローンのメリットとデメリットをわかりやすくご紹介していきたいと思います。

 

そもそも残価設定ローン(残クレ)とは?仕組みをわかりやすく解説!

海に差し出す手

では、まずは残価設定ローンの仕組みについて簡単にご紹介していきます。

新車を購入する場合には、一括であったりローンを組んだりとあらゆる方法で購入しますよね。

もし、数年後にその車を売りに出すのであれば、下取りに出して次の自動車の購入資金に当てたり、売却するなどの方法がありますよね。

 

残価設定ローンの場合には、数年後に乗り換えることを前提として、メーカー側で買取保証額を“残価”として購入する段階で契約しておく購入の仕方となります。

残価設定ローンの際に支払う必要がある金額は、車両価格から残価を差し引いたものとなりますので、目安としては車両価格の50%〜70%を支払うだけで新車を購入できてしまうというわけです。

 

また、支払い自体が終了した後にそのまま車を保有し続けるか、新たに新車に乗り換えるかは選択することができます。

気に入った車であればそのまま持ち続けられる上に、新たなモデルに目移りしたのであれば乗り換えもスムーズにできる点が非常に強みとなっています。

 

残価設定ローンのメリットとデメリットを徹底比較!

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ではここからは残価設定ローンのメリットとデメリットを徹底比較していきたいと思います!

もちろん、良い面ばかりではありませんので、ご利用の際にはしっかりと注意点やデメリットも把握しておいてくださいね!

さっそくメリットの方から見ていきましょう!

 

残価設定ローン(残クレ)のメリット

まず、残価設定ローンのメリットを大きく3つご紹介していきます!

  • 毎月の支払額を少なくすることができる

一つ目のメリットは、毎月支払う金額を安く済ませることができるという点です。

先ほども紹介したように、残価設定ローンの場合には大幅な残価があらかじめ差し引かれている状態での支払い金額の算出になりますので、新車価格の全体をローンで返済する場合に比べると圧倒的に月々の返済が楽になります。

 

簡単な例を挙げると、残価を差し引いた後の支払い価格が50%で、ローンと同じ期間だけ乗るとすると、金利などを一旦無視すると、毎月の支払額は半分で済んでしまうということになります。

新車を購入するにしても長期間のローンを組まなければ乗ることのできない、と言った方であれば、スパッと3年から5年と割り切って、毎月の支払額を抑えた残価設定ローンのメリットは大きいでしょう。

  • 新車に3年〜5年のスパンで乗り換えできる

新車を購入しても3年ほど経つとマイナーチェンジがありますし、5年後にはフルモデルチェンジがあることも、。

こうしたモデルの変更があると、なかなか旧型にいい値段がつきにくく、結果的に手放せなくなって違う車に乗りたいのにずるずる行ってしまうことも。

 

こうした状況に直面したとしても、残価設定ローンで購入しているのであれば、あらかじめ決まっている残価で売却して、すぐに新しいモデルに乗り換えることも可能になります。

また、そのまま乗り続けたいという場合にも、残価の支払いさえすれば乗れるという点も嬉しいですね!

  • 下取りに出すよりも安定した残価があるので安心

新車で購入した車であったも3年後にはめっきり価格が落ちてしまうことは多々あります。

1回目の車検を通す前に売却しようという方も多いので、3年間乗っている中古車は非常に流通量が多くなります。

また、不人気の車種であれば5年後にはほとんど値が付かないことも、、。

 

しかし、残価設定クレジットであれば下取り価格や市場での中古車価格とは関係なく、契約時の残価で買い取ってくれるので、リセールバリューなどもきにすることなく好きな車に乗ることができます。

残価設定ローン(残クレ)のデメリット

では続いては、残価設定ローンのデメリットに関して解説していきたいと思います。

メリットの多い支払い方法ではありますが、しっかりとデメリットにも注意しておきましょう。

 

  • 金利の支払いがある

まずは金利についてです。

もちろんローンの一種ですので、返済にあたっての金利が発生します。

一括で購入できない場合には結局ローンを組むことになるのであまり関係ありませんが、まとまったお金があるのであればそれほど利用するメリットはないかと思います。

 

  • 走行距離に制限がある

自動車メーカーによって、月当たりや年間での走行距離に制限が設けられています。

ここではトヨタとホンダ、日産の例を紹介します。

 

・ホンダ(残クレ):月間走行距離:1,000km(または1,500km)以内

・日産(残クレ):月間走行距離:1,000km(または1,500km)以内

・トヨタ:走行距離2年:30,000km以下、3年:45,000km以下、4年:60,000km以下、5年:75,000km以下

 

長距離での利用を考えている方や、アウトドアが好きな方ですと、走行距離の制限を超えてしまう可能性がありますね。

また、制限を超えなくとも毎月距離を気にして運転しなければならないことはストレスとなってしまうかもしれませんね。

 

  • カスタマイズなどはできない

車好きな方ですと、自分好みに車をカスタマイズしたいと考えますよね。

しかし、残価設定ローンの場合には購入した時と同じ状態で返却しなければなりません。

ですから、カスタマイズ自体はしても大丈夫ではあるものの、しっかりと原状回復をして返さなければなりません。

 

  • キズや凹み・故障などをすると残価が減少してしまう

カスタマイズの話とも重なりますが、綺麗な状態で車を返却しなければならないので、万が一キズや凹みがついたまま返却のタイミングを迎えてしまうと、修理費用で追加の費用が必要になることもあります。

また、事故にあって修理歴がついてしまうと、引き取ってもらえなくなり、結局全額を自己負担することになる可能性があります。

 

3年も乗っている間に大なり小なり事故の危険性はありますから、やはり運転に自信のない方ほど残価設定ローンは避けるべきかもしれません。

  • 普通に下取りに出した方が高く買い取ってもらえることも

残価設定ローンでは、あらかじめ決まっているか価格でディーラーが引き取ってくれる安心感がありますが、もしもその車が中古車市場で高値で取引されている場合には、もったいないことになります。

中古車価格の値下がりリスクには十分対応できる反面、値上がりした時にその恩恵を受けられないのは痛いですね。

 

購入後にも費用はたくさんかかる!知っておきたい車の維持費とは?

メモ帳

「残価設定ローンを利用すれば安く車に乗れる!」と思った方も多いかもしれません。

しかし、自動車の場合には購入した後にも維持費というお金が継続的にかかってきます。

せっかく夢のマイカーを手に入れたにもかかわらず、ランニングコストに耐えられすに手放さざるを得ない、なんてことになっては非常にもったいないです。

 

しっかりと現実的な購入計画を立てるためにも、自動車の維持費についてもしっかりと理解しておきましょう!

その1:税金

自動車を持っているだけで、日本では次のような3種類の税金がかかってしまいます。

 

  • 自動車税/軽自動車税

自動車税は自家用乗車の場合、排気量によって額が変わり、軽自動車は一律同じ値段となっています。

 

以下に自動車税額一覧を作成しました。

車の種類 排気量 税額
普通自動車 1リットル以下 2万9500円
1リットル超〜1.5リットル以下 3万4500円
1.5リットル超〜2リットル以下 3万9500円
2リットル超〜2.5リットル以下 4万5000円
2.5リットル超〜3リットル以下 5万1000円
3リットル超〜3.5リットル以下 5万8000円
3.5リットル超〜4リットル以下 6万6500円
4リットル超〜4.5リットル以下 7万6500円
4.5リットル超〜6リットル以下 8万8000円
6リットル超 11万1000円
軽自動車 一律 1万800円

 

先ほどの自動車のタイプの部分でも触れましたが、自動車税の部分では軽自動車はかなり優遇されていることがわかりますね。

 

  • 自動車重量税

新車登録から3年後に初回の車検をして、初回の車検のあとは2年ごとに車検をします。

自動車重量税は基本的に車検時に一緒に払います。自動車重量税の料金は以下の表の通りです。

 

<3年自家用車(新車新規登録時)>

3年自家用車の場合には、次のような自動車重量税が課せられます。

車両重量 エコカー減税適用 エコカー減税適用なし
免税 75%減 50%減 25%減 本則税額 適用なし
0.5t以下 0円 1800円 3700円 5600円 7500円 1万2300円
〜1t 0円 3700円 7500円 1万1200円 1万5000円2 2万4600円
〜1.5t 0円 5600円 1万1200円 1万6800円 2万2500円 3万6900円
〜2t 0円 7500円 1万5000円 2万2500円 3万円 4万9200円
〜2.5t 0円 9300円 1万8700円 2万8100円 3万7500円 6万1500円
〜3t 0円 1万1200円 2万2500円 3万3700円 4万5000円 7万3800円

 

<2年自家用車>

2年自家用車の場合には、次のような自動車重量税が課せられます。

車両重量 エコカー減税適用 エコカー減税適用なし
免税 50%減 エコカー 右以外 13年経過 18年経過
0.5t以下 0円 2500円 5000円 8200円 1万1400円 1万2600円
〜1t 0円 5000円 1万円 1万6400円 2万2800円 2万5200円
〜1.5t 0円 7500円 1万5000円 2万4600円 3万4200円 3万7800円
〜2t 0円 1万円 2万円 3万2800円 4万5600円 5万400円
〜2.5t 0円 1万2500円 2万5000円 4万1000円 5万7000円 6万3000円
〜3t 0円 1万5000円 3万円 4万9200円 6万8400円 7万5600円

 

ここで一つ具体例を挙げて、自動車にかかる税金を計算してみましょう。

プリウスの一番下のグレードであるEグレードだと「燃費基準+50%達成車」で車の重量が1.595tです。

そのため、以上の税額表を参考にすると、普通乗用車を新規購入した時、自動車税が3万9500円がかかり、自動車重量税は初回の支払いで1万5000円、2回目以降に1万円払うことになります。

 

軽自動車の場合、自動車税1万800円、75%減税車だとすると7500円の重量税がかかります。

以上の内訳から、車を新たに購入すると、普通乗用車の場合は5万4500円、軽自動車の場合は1万8300円かかる見込みとなります。

その2:保険

自動車にかける保険には、必ず加入しなければならない自賠責保険と、加入者の任意で加入できる任意保険の2つがあります。

  • 自賠責保険

強制加入の自動車保険のことを「自賠責保険」と言います。

自家用乗用車の年間いかかる自賠責保険の金額は約2万6000円でした。

 

軽自動車でもそれほど保険料は変わらず、年間で約2万5000円の保険料がかかります。

 

  • 任意保険

20代 〜40代のうち、車両保険を備えている契約者の平均の任意自動車保険の金額は約5万5000円でした。

自動車を持つとなると、自賠責保険と任意保険の両方に加入した場合には、年間で約8万1000円かかる計算になりますね。

 

また、自動車保険の保険料を大きく左右する等級に関しては、以下の記事をご覧ください!

自動車ローンの金利

 

横浜銀行のマイカーローン特別金利キャンペーンの時の金利は399万円以下の借り入れで2.5%でした。

 

例えば、250万円のプリウスを金利2.5%で5年返済するとします。すると、月々4万4368円返済することになります。

 

金利を入れると総額266万2080円返済することになります。なので、金利に約16万円支払うことになります。

 

また、より高い値段の車を買ったり、金利が高い金融機関から借り入れをしたり返済期間を長くすると以上の金利返済額よりも大きくなってしまいます。

 

その3:整備・メンテナンス費用

購入後のメンテナンス費用も色々と必要になってきます。

特に注意が必要なのは、安く中古車を購入した場合です。

購入したときに支払う代金は少なく済んだとしても、修理代金やメンテナンス費用がかさんでしまい、結局それほど安くはなかったなんてこともよくあるので気をつけましょう。

 

  • 車検代

車検代はディーラーであれば、普通乗用車が約10万円、軽自動車が約7万円かかるようです。

 

  • オイル代

オイル代はメーカーによって異なりますが、相場は1リットル当たり6000円です。

 

オイル量は4〜5リットルが相場なので、今回は4リットルを想定します。また、オイル交換は走行距離5000kmまたは6ヶ月ごとが目安とされています。

以上の条件から計算すると、1年間にかかるオイル代は4万8000円です。

 

  • タイヤ代

 

走行距離によってタイヤのい消耗の仕方は変わってきますが、タイヤの耐用期間は3年と言われています。

また、タイヤを1本5000円、タイヤ交換業務を1000円だとすると、一回のタイヤ交換で2万1000円かかり、一年あたり7000円かかる計算です。

 

また、積雪の多い地域ではスタッドレスタイヤは必須なので、上記の通常タイヤにプラスしてタイヤ代がかかってきます。

 

  • 修理代

 

車を運転していると、ボディをこすったってしまったり、ぶつけてへこましてしまうこともあると思います。小さな引っかき傷の修理は1000円程度、へこみなどは2万円以上かかるどうです。

 

保険に加入をしておくとカバーしてもらえることもありますが、有事の際にはこうした費用がかかる可能性があることを念頭に入れておかなければなりませんね。

その4:ガソリン代や高速料金

ガソリン代金の相場としては、総務省統計局の平成26年度の消費者実態調査によると、1ヶ月の平均使用ガソリン代は7214円年間で8万6568円でした。

やはりガソリン代を節約しておきたい方は、ハイブリット車や燃費の良い車種などをチョイスすると良いですね。

 

高速料金

総務省統計局の家計調査によると、「有料道路」への年間支出金額は8万923円でした。

高速道路などに平均で年間約9万円も払っているのですね。

もちろん車の使用頻度などによりけりですが、都内ではそれほど長くない距離でも渋滞を避けるために有料道路を使うことも多いので、思いの外高速料金はかかってしまうと考えておきましょう!

 

その5:駐車場代

東京23区の月極め駐車場の相場は3万5000円でした。

地方では、毎月1万円ほどで駐車場を借りることもできますが、仮に都内で駐車場を契約すると駐車場代だけでも年間42万円かかってしまう計算になりますね。

これだけでもかなりのコストになってします。