bitFlyer(ビットフライヤー)は取引量、ユーザー数ともに日本最大の取引所です。
今回はそんなbitFlyer(ビットフライヤー)について、概要や特徴など詳しい情報をお伝えしていきたいと思います。
仮想通貨取引を始めようかなと考えている方はぜひ参考にしてみてください!
bitFlyer(ビットフライヤー)の概要
はじめにビットフライヤーの概要についてお伝えしていきたいと思いますが、bitFlyer(ビットフライヤー)以外の仮想通貨取引所を見てみたいという方はこちらのリンクにお進みください。
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bitFlyer(ビットフライヤー)とは?
会社名 | 株式会社bitFlyer |
取引所名 | bitFlyer |
設立 | 2014 年 1月 9 日 |
資本金 | 41 億 238 万円(資本準備金含) |
代表取締役 | 加納裕三 |
取締役 CTO | 小宮山峰史 |
本社所在地 | 東京都港区赤坂 9-7-1 ミッドタウン・タワー 8F |
金融庁登録 | 仮想通貨交換業者登録(登録番号 関東財務局長 第00003号) |
bitFlyer(ビットフライヤー)は株式会社bitFlyerによって運営されている会社で、日本ブロックチェーン協会の代表理事も務める加納裕三氏によって2014年1月9日に設立されました。
もともと代表取締役の加納裕三氏は米大手投資銀行のゴールドマン・サックス証券でエンジニアとして入社し、決済システムの開発を手がけた後、BNPパリバ証券へ転じました。
トレーダーの経験もなされた方で取締役CTOの小宮山峰史氏は加納裕三氏にとってはじめてのボスだったそうです。
潤沢な資金
上の資本金の欄を見ていただくと41 億 238 万円(資本準備金含)と書かれているかと思います。
ビットフライヤーは他の仮想通貨取引所と比較してもダントツの資本金を誇ります。
ビットフライヤーにはリクルート、電通デジタルホールディングス、三菱UFJキャピタル、GMO、SBIインベストメントなど多数に上る大企業が出資しています。
bitFlyerホームページより
いま話題となっているコインチェックの資本金が9,200万円(資本準備金含)、テックビューロ社のZaifで8億3,013万円(資本準備金含)とのことなのでビットフライヤーがいかに潤沢な資金を保有しているかがお分かりいただけるかと思います。
また2017年8月にはビットコイン取引量が1.5兆円を突破したとのことです。
利用者人数に関しても同じ時期に60万人を突破したとあり、現在も日本一の取引量、利用者数を誇る仮想通貨取引所となっています。
平成29年9月29日には金融庁より仮想通貨交換業者の登録を受けています。
金融庁の登録を受けた仮想通貨交換業者一覧・安全な取引所は?
bitFlyer(ビットフライヤー)の特徴
取扱通貨 | ビットコイン(BTC), イーサリアム(ETH), イーサリアムクラシック(ETC),ライトコイン(LTC), ビットコインキャッシュ(BCH),モナコイン(MONA), リスク(LISK)←NEW!! |
取引手数料 | 0.01% ~ 0.15% |
入出金手数料 | 日本円入金:自己負担、クイック入金時324円/件 日本円出金:216円(三井住友銀行で3万円未満の場合) |
取引タイプ | 販売所・取引所 |
レバレッジ | 15倍(証拠金維持率が50%以下でロスカット発動) |
7種類の取扱銘柄
ビットフライヤーでは2018年1月31日に仮想通貨リスク(LISK)が新しく追加され、現在ではビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、イーサリアムクラシック(ETC)、ライトコイン(LTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)、モナコイン(MONA)、リスク(LISK)の7種類の仮想通貨を取り揃えています。
取引手数料
ビットフライヤーでは基本的にはビットコイン取引にかかる売買手数料は0.01% ~ 0.15%となっています。
0.01% ~ 0.15%の手数料というのはビットコイン簡単取引所、Lightning 現物(BTC/JPY)の取引の際に生じ、取引額によって手数料が異なってきます。
しかし同じビットコイン取引でもビットコイン販売所、Lightning FX(ビットコイン FX)/Futures(ビットコイン先物)に関しては現在手数料は無料となっています。
ビットコイン以外の仮想通貨に関しては販売所のみでの売買となりますが手数料は無料となっています。
Lightning 現物(ETH/BTC)、Lightning 現物(ETH/BTC) これらの取引を行った際には0.20%の手数料がかかりますが、その他のイーサリアム(ETH)、イーサリアムクラシック(ETC)、ライトコイン(LTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)、モナコイン(MONA)、リスク(LISK)の販売所での取引は現在手数料は無料となっています。
bitFlyerホームページより
販売所・取引所
ビットフライヤーでは販売所・取引所での取引が可能となっています。
この販売所・取引所とはどう違うのでしょうか?
仮想通貨取引所で仮想通貨を取得する際は「販売所」「取引所」の二通りの取得方法があります。
「販売所」で取得するときはbitFlyerが取引相手となって売買が行われます。
ほしい仮想通貨があったらbitFlyerから購入し、bitFlyerに売却します。
一方で「取引所」ではユーザー同士で売買を行います。
板と呼ばれる仮想通貨取引のプラットフォーム上で、ある値段で売りたい人とそれと同じ値段で買いたい人がいた場合に取引が成立(約定)となります。
この販売所での売買では注意しておくべき点があります。
例えば、銀行で日本円とドルの両替を思い浮かべてほしいのですが、ドルを買うとき1ドル=100円だったのに、ドルを日本円にしようと思ったら98円になってるなんてことありませんか?
この買値と売値の価格差はスプレッドと言われていて、銀行の手数料となっているのです。
そしてこのスプレッドは仮想通貨取引所、特にビットフライヤーはとても高いと言われています。
つまり売買の価格差が大きいため販売所で購入して値段が上がったら売って儲けようと思っていても、価格差があるために思うように売ることができないのです。
そのため慣れてきた方は「取引所」での取引のほうが思ったような価格で売買ができるかと思います。
しかしビットフライヤーではビットコインと円、ビットコインとイーサリアムのみ「取引所」で取引ができるのですが、その他の仮想通貨を手に入れようと思ったら「販売所」で手に入れるしかなさそうです。
入出金手数料
入出金の手数料に関してはケースによって異なります。
出金の場合、もし三井住友銀行を利用している方なら3万円未満の出金は216円、3万円以上の場合432円の手数料がかかってきます。
また三井住友銀行以外の場合には、3万円未満の出金で540円、3万円以上で756 円が手数料となっており他と比べてもやや高い印象を受けます。
また日本円の入金に関しては必要な銀行手数料は利用者の負担になります。
また、クイック入金を利用すると1件につき手数料は324円となります。
クイック入金とは利用者の希望する方法で24時間365日、日本円を入金できるサービスです。
レバレッジに関して
ビットフライヤーではbitFlyer Lightningという取引ツールを使ってLightning FX(ビットコイン FX)、Futures(ビットコイン先物)取引が行なえます。
両者とも証拠金を預入れ、主に差金決済によりビットコインを売買できるサービスとなっています。
その際にレバレッジを掛けることにより、預入れた資金よりも大きな金額の取引が可能となるため資金効率の良い投資を行うことができるとされています。
レバレッジをかけることにより、資金効率の良い投資を行うことができます。
Lightning FX(ビットコイン FX)、Futures(ビットコイン先物)では証拠金の最大 15 倍までビットコイン取引が行えます。
そして証拠金維持率が50%以下でロスカットが発動します。
レバレッジに関しては、予想と逆に値動きした際のリスクが高いため、ご自身の資産状況をしっかり鑑みて運用を心がけてください。
値動きの激しいビットコイン取引ではとてもリスクが有るということをお忘れにならないように気をつけてくださいね。
bitFlyer(ビットフライヤー)の安全性について
セキュリティはみなさんが仮想通貨取引所を利用する際にとても気になっていることのひとつではないでしょうか。
先日、仮想通貨取引所コインチェックではセキュリティ面の問題で仮想通貨NEMが不正に流出したという事件が起こりました。
それもあって金融庁は一層のセキュリティ面の厳格化を明言していました。
ではビットフライヤーではどうなのでしょうか?
サーキットブレーカー制度の導入
ビットフライヤーは2017年6月にサーキットブレーカー制度を導入すると発表しています。
サーキットブレーカー制度とは価格が急変した際に一時的に取引を強制停止させ、一定時間たってから取引を再開することです。
例えばビットコインの価格が暴落したときに価格に関わらずみな持っているビットコインを焦って売ろうとしました。
そうすると売りに売りが重なり更に価格が急落してしまう可能性があります。
そんなときに一度取引を強制停止させて、一旦冷静さを取り戻してもらおうというのがサーキットブレーカー制度の目的です。
ビットフライヤーによると制限値幅の範囲外における価格での約定が見込まれる発注が行われた場合にこのサーキットブレーカー制度が発動するとされています。
この制限値幅の範囲外というのは、10分前の約定価格(=基準価格)が上下20%変動した場合に5分間停止とホームページに記載されています。
2018年1月にビットコインがおよそ70万円ほど暴落した際にこのサーキットブレーカー制度が断続的に発動したと言われています。
マルチシグの導入と利用者財産の分別管理
最初の方でビットフライヤーは資金が潤沢だということをお伝えしました。
ビットフライヤーでは特にセキュリティに関して力を入れており、セキュリティを追求した最新のビットコインテクノロジーであるマルチシグを他社に先駆けて導入したり、顧客資産の分別管理をするなど高い安全性を維持しています。
ビットフライヤーでは利用者から預かっているビットコインや日本円などの資産を、ビットフライヤーが保有する資産を明確に区分して管理しています。
そして利用者とビットフライヤーが保有しているビットコインの80%以上はネットワークから隔離されたコールドウォレットによって保管されています。
コールドウォレットは多数の物理的なセキュリティと24時間監視システムによって守られています。
不正ログイン保証サービス
ビットフライヤーは三井住友海上と保険サービスを提携しており、仮想通貨が紛失した際には紛失金が保証されるサービスを設けています。
しかしこの保証は「2段階認証しているユーザー」「預り金が100万円以内なら10万円までしか補償されない」といった条件があるため注意しましょう。
2段階認証に関しては利用者が設定すればすぐに適用されます。
しかし預り金が100万円というのは少しハードルが高いような気もします。
また預かり資金が100万円を超える利用者の保証上限金額は500万円となっています。
ビットフライヤーの詳細ページはこちら
まとめ
今回は仮想通貨取引所bitFlyerについてお伝えしてきました。
これから新たに仮想通貨取引を始めてみようかなという方はしっかりとそれぞれの取引所の違いを調べた上で開設していくのが良いかと思います。
bitFlyer以外の仮想通貨取引所についてはこちらのランキングを参考にしてみてください。
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