ビットコイン以外で最も重要な5種類の仮想通貨を紹介!

良くも悪くも仮想通貨が世の中をにぎわせています。

仮想通貨といっても世の中には何百種類もあると言われています。

みなさんはビットコイン以外にどんな仮想通貨があるか知っていますか?

この記事ではビットコイン以外で将来性が期待される5種類の仮想通貨について紹介したいと思います。

どのような仮想通貨が今後求められているのか見てみましょう。

これからの将来性が期待される5つの仮想通貨

アメリカの投資家向けサイト「Investopedia」で紹介されている「ビットコイン以外の」5つの最も重要な仮想通貨について紹介したいと思います。

最も有名な仮想通貨といえばビットコインですが、ビットコインには多くの欠点もあります。

もしかするとこれらの仮想通貨が将来ビットコインにとって代わるかもしれません。

どんなものがあるのかさっそく見ていきましょう!

1.ライトコイン(LTC)

まず最初に紹介するのはライトコインです。

ライトコインは2011年に開発されたビットコインに続く最初期の仮想通貨の一つです。

ライトコインはビットコインとよく似ていて「ビットコインが金ならばライトコインは銀」とも呼ばれているようです。

ライトコインはマサチューセッツ工科大学(MIT)を卒業しグーグルのエンジニアだったカーライル・リーさんによって作られました。

ライトコインはビットコインに多くの点で似ていますが、ライトコインの特徴としてビットコインに比べてブロックの生成速度が速くそのため決済速度も速いそうです。

現在では多くのお店でライトコインの支払いが始まっています。

中にはビットコインの扱いを停止した後にライトコインでの支払いの扱いを始めたお店もあるそうです。

送金時間が長く手数料が高いビットコインの代わりとして注目されているのです。

2.イーサリアム(ETH)

2015年に誕生したイーサリアムは非中央集権型のソフトウェアプラットフォームです。

スマートコントラクトや分散型のアプリケーションなどの機能を搭載しているのが特徴です。

イーサリアムの中でイーサ(ETH)という仮想通貨が使われていて、そのイーサが一般的にイーサリアムの価格とされています。

イーサリアムの時価総額はビットコインに次いで2番目の大きさがあります。

詳しいことに関しては以下の記事をご覧ください。

スマートコントラクトとは?イーサリアムが変える未来
イーサリアム(Ethereum)とは?ETHの特徴を解説!

3.Zcash(ZEC)

Zcashは2016年に誕生した非中央集権でオープンソースの仮想通貨です。

Zcashの強みはその匿名性の高さです。

全ての取引がブロックチェーンに記録されるものの、個別の取引ごとに送金者、受け取った人、送金額などを非公開にすることができます。

このことからZcashは「ポケットの中のスイス銀行」とも呼ばれ、その将来性が期待されています。

1ビットコインが100万円を割って下落している2018年2月の段階で、仮想通貨の投資を手掛けるグレースケールインベスメンツが2025年にZcashが現在価格の200倍にあたる約650万円まで値上がりするとの予想を出しています。

弱気の相場でもそれほど強気な予想がでるほど有望だと認識されていることが分かります。

また、元CIAのエドワード・スノーデンもZcashを高く評価するツイートをしています。

国内の取引所では唯一「コインチェック」社が取り扱っていましたが、この匿名性の高い通貨を取り扱っていたことが金融庁の仮想通貨登録業者の認可を受けられなかった理由だと言われています。

匿名性が高いということは監視が困難で犯罪などに使われる可能性が高くなることも意味しているので全てがいいことばかりではありません。

4.Dash

Dashはもともと「Darkcoin(ダークコイン)」として知られていてビットコインの匿名性を大幅に高めたものだそうです。

取引の追跡をほとんど不可能にする独自のネットワークシステムを構築されています。

ダークコインは2104年に発表されてから短期間に多くの支持者を集めました。

この仮想通貨はマイニングして獲得することもできます。

2015年3月にダークコインは2015年3月にDashと名前を変えていますが技術的にはなにも変わっていません。

以前の名前の通り、匿名性が高いために怪しいことに使われるケースも多いそうです。

Dashに関しても国内の取引所で買えたのは「コインチェック」のみでこれも金融庁からの認可が受けられなかった原因となっていました。

こうしてみるとコインチェック社は結構リスクをとって経営をしていたことが分かります。

5.リップル(XRP)

最後に紹介するのがリップルです。

リップルはブロックチェーンを活用した、グローバル決済ネットワークシステムです。

即時、低コストの支払いを実現できる決済手段の実現を目指しています。

このシステムを使えば銀行が国家間の決済をリアルタイムで透明性を確保しながら低コストで実現できます。

2012年に発表されたリップルはマイニングを必要としないのでビットコインで問題になるような膨大な消費電力が必要ありません。

リップルは非中央集権型の仮想通貨とは違いリップル社が一手にリップルの発行を管理しています。

最近リップルの技術を使った送金の取り組みが大手金融機関で次々と始まっています。

スペインのサンタンデール銀行はリップルを使った消費者向け決済アプリの提供を2018年中に璃リリースすると伝えられています。

日本の三菱東京UFJ銀行もアメリカのバンクオブアメリカ、イギリスのスタンダードチャータード銀行などと共同でリップルの技術を使った国際送金サービスを始める予定だそうです。

詳しいことについては以下の記事をご覧ください。

リップルのロックアップの背景にある壮大なビジョンとは?
リップルが変える金融インフラ・カード会社との新たな取組み

将来性が期待される仮想通貨の共通点

将来有望と言われる仮想通貨について紹介しました。

これらの仮想通貨にはどのような特徴があるのでしょうか?

見ていきましょう。

匿名性・セキュリティ

まず挙げられるのが匿名性の高い仮想通貨です。

特にZcshとDashは「匿名通貨」とも呼ばれていて、第3者が取引の記録をたどることが非常に難しくなっています。

これらの通貨の需要はもちろん悪いことに使う人がいるというものもありますが、例えば政情不安の国の国民が資産の安全な逃避先として選択することも見込まれます。

もともと仮想通貨は英語で「Cryptocurrency」、直訳すると「暗号通貨」です。

ビットコインも発表当初は匿名性の高さが売りの一つでした。

違法薬物や銃、殺人以来など非合法取引で名を馳せた世界最大の闇サイト「シルクロード」も決済にはビットコインを使っていました。

もちろん使い方を間違えれば危険なことになってしましますが、人々がよりセキュリティが高く匿名に優れた仮想通貨を求めるのは自然の流れなのかもしれません。

決済の利便性・手数料の安さ

次に特徴として挙げられるのが決済速度の速さ、手数料の安い仮想通貨が将来性を期待されているということです。

ライトコインはビットコインの代わりの決済手段として注目を集めています。

リップルは大手銀行が国際間の送金手段としての利用を検討するなど私たちの実生活への活用が進み始めています。

これらの技術の進歩によって電子マネーの普及や送金手数料がほとんどかからなくなるなど私たちの生活にもメリットがもたらされます。

これらの仮想通貨の普及によって中には将来銀行がいらなくなる!という人もいます。

まとめ

ビットコイン以外の重要な仮想通貨について紹介してきました。

聞いたことのあるものもあったのではないでしょうか?

それぞれの通貨の特徴をつかむことで今後の発展がますます楽しみになりますね。

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