「給料は年々上がっているのに生活は全然楽にならない」「貯金をしようとは思っているものの、毎月口座の残高は増えないまま」といった声がよく聞かれるように、貯金は稼ぎが多いからできるものではありません。
有名なスポーツ選手が引退後に生活が苦しくなった、という話はよくあるように、稼ぎがいくら多くてもお金を貯める「習慣」がなければ、お金はなかなかたまりません。
逆を言えば、お金を自然と貯める習慣が定着しさえすれば、それほど負担なく貯金をしていくことができます。
貯金を増やしていくコツは、「入ってくるを増やすこと」よりも「出ていく無駄なお金を減らすこと」なのです。
今回は、無理なく貯金をしていくためのポイントをいくつか紹介していきたいと思います!
無駄な支出を抑える5つの生活習慣!
その1 目的に応じて使う口座は分けよう!
まず一つ目は、用途によって銀行の口座を分けるということです。
お金がなかなか貯められない人の特徴の一つが、「銀行口座を一括して管理している」ということです。
「月のスタートと終わりで差額を計算すれば、その月にいくら使ったかがわかるから良いのでは?」と思う人もいるかもしれませんが、それでは何にお金をどのくらい使ったのか、どこの支出は余計だったのかなどは後から確認することができません。
また、貯金用に独立した口座を設けておくことで、毎月決まった額のお金に手を付けない習慣が生まれます。
銀行口座は用途別に分けるのがオススメですが、クレジットカードはあまり大量に持つことはオススメしません。
理由としては、明細がバラバラになると支出を分析しにくくなる、還元のポイントなどが分散して大きな見返りが期待できないなどがあります。
最近では公共料金をカードで支払うケースも増えてきたので、還元率の良いカードを使えば毎月に支出の負担を少しずつ軽くできます。
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その2 毎月余った金額を貯金するのではなく、先に貯金しておく!
先ほどの口座を分けることと重複する部分もありますが、余ったお金を月々貯金しようと思っていると、人間というのはついつい使い過ぎる場合があります。
また、あらかじめ給料からお金を抜いておくことで、自分が使うお金に待ったをかけることができるのです。
使えるお金が少なくしておくと、うまくやりくりしなければという危機感も生まれてくるので、かなりオススメの方法です。
その3 ATMの使用回数を極力減らす!1回数百円が大きな支出に!
週に何回もATMでお金を引き出していると、なかなかお金は貯まりません。
1回108円や216円の手数料でも週に2〜3回、月に10回も引き出すと数千円の出費になってしまいます。
目的もなく何となくお財布にお金を入れておく習慣をつけてしまうと、やはり無駄使いのきっかけになってしまうので気をつけましょう!
その4 小さなご褒美が大きな落とし穴?目的を持った支出ならOK
お金がなかなか貯まっていない人に限って、「今月は頑張ったから少しだけ贅沢しよう」と自分にご褒美をあげてしまうものです。
もちろん具体的な目標があり、それを達成した時に自分でお祝いするのは非常に良い使い方です。
重要なのは、「その支出に具体的な目標があるかどうか」です。
何となくカフェでコーヒーを飲んだり、ペットボトルの水を買ったりするのはあまり経済的ではありませんね。
大きな買い物をするにしても、とりあえず買い物に行って購入するのと、初めから下調べをしてお目当の商品を購入するのとでは意味合いがだいぶ変わってきます。
しっかりと目的を持った支出をすることを心がけ、目的のない支出を節約すると自然と貯金はできてくるでしょう!
その5 自分の持ち物や部屋を整理整頓する!
自分の家を綺麗にしてもお金は貯まらないのでは、と思いますよね。
しかし、掃除をすると自分が普段どんなものを使って、どんなものを使っていないかがはっきりとわかります。
最近では「断捨離」という言葉が流行っているように、捨てることで自分の無駄遣いを知ることができるのです。
また掃除をしていると、すごく気に入って買ったのに全然使わないまま忘れ去ってしまっていたものなんかと再会できたりするものです。
まとめ
今回は生活習慣を改善することで自然と貯金ができるようになる、ということを取り上げました。
貯金をするために突然給料が上がったりすることはほとんどないので、仕事以外の部分で何かしらの工夫をすることが貯金を成功させるポイントとなります。
単に支出を減らそうとすると苦しくなってしまうので、「目的のない支出を減らそう」というのが今回の具体的な提案です。
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