ホワイト企業とブラック企業の違いって?特徴や見分け方は?

 

最近では労働問題がたびたびニュースでも取り上げられています。

ブラック企業が怖いのは、よくない企業体質が当たり前のものとして認識され、そこで働いている人がブラック企業と認識できないことです。

また入社してみないとなかなか判定がしにくく、入社した後になってから「この企業はブラック企業だったのかな」と気がつくケースも少なくありません。

これから新卒での入社や転職を考えている人は、企業選びで失敗しないためにもホワイト企業とブラック企業の見分け方をしっかりと身につけておきましょう!

今回は、ブラック企業とホワイト企業の特徴や見分け方を簡単に解説するとともに、転職や新卒入社の際にどんなことに注意をして企業選びをすると良いかをご紹介していきます!

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ホワイト企業とブラック企業とは!?

 

ホワイト企業の特徴

ホワイト企業とは「労働者が働きやすい企業」をさします。

仮にいくら事業がうまくいっている企業であっても、そこではたらいている人が働きにくさを感じているのであれば、それはホワイト企業ではありません。

 

簡単にホワイト企業の特徴としてあげられるのは5つになります!

  • 離職率が低い
  • 残業時間が少ない
  • 福利厚生が充実している
  • 評価の基準が明確
  • 社員の年齢層に偏りがない

 

1つ目は離職率の低さですね。

成長志向の高いベンチャー企業だと、そもそも独立志向の社員の方が多く離職率は高くなりがちですが、そうでない場合はこの離職率を見ると、その企業でどのくらいの社員が定着しているかがわかります。

離職率は調べにくい項目ですので、企業の口コミサイトを参考にしたり、四季報に記載されている新卒入社3年後離職率という項目を見ることでも確認できます。

 

2つ目は残業時間の長さです。

最近では各企業でノー残業デーの設置など残業を減らす取り組みはなされてきてはいますが、まだまだ定時で帰る文化が一般化している企業は多くありません。

有価証券報告書には残業時間が記載されているので、発行している企業の場合は月あたりの残業時間は把握できます。

 

3つ目は福利厚生の充実度合いです。

ホワイト企業の特徴として「社員を大切にしよう」という姿勢があります。

保険や社員食堂が充実しているかどうか、家賃補助や交通費補助は適切な金額が設けられているかなどを確認すると良いですね。

 

4つ目は人事の評価基準の明確さです。

単に労働時間が適切なだけでなく、労働や成果に対して正しい評価が与えられるかどうかもホワイト企業かブラック企業かを分ける基準となります。

せっかく頑張っても正しく評価されない環境では、なかなか楽しく働くことはできません。

 

最後は社員の年齢層にばらつきがあることです。

例えば、新卒したばかりの20代の社員と、ベテランの50代社員しかいない企業の場合、30代〜40代の社員の人はすでに離職してうまくバトンタッチができていない可能性があります。

こうした企業では、若手にとっては働きにくい環境である可能性があるので、なるべく満遍なく色々な年齢層の社員がいる企業が良いでしょう。

ブラック企業の特徴

ここまでホワイト企業の特徴を見ていきましたが、ブラック企業とはホワイト企業と全く反対の企業であると考えられます。

つまり、「労働者が働きにくく、社員を大切にしない企業」がブラック企業とされています。

なかなか外部からでは判断しにくいのが現状ですが、以下の5つのポイントに該当する企業はブラック企業である可能性が高いので、ぜひ皆さんも確認して見てください。

  • 給料が異常に低い
  • 休日出勤が常態化している
  • 残業代が出ない
  • 理不尽なパワハラやセクハラがある
  • 社員の出入りが激しい

 

見ただけでもブラックそうだなと感じますよね。

しかし、これらはほぼ毎日行われていううちに、社員にとっても当たり前になってしまうのです。

もし、こうした項目のうち、該当するものがある場合にはお近くの労働基準監督署に相談に行くことをお勧めします。

厚生労働省のブラック企業の定義は!?

ブラック企業の特徴をみてきたところで、厚生労働省はブラック企業についてどんな認識をしているのかをみてみましょう!

厚生労働省では名言は避けてはいるものの、ブラック企業について以下の3点を指摘しています。

  1. 労働者に対し極端な長時間労働やノルマを課す
  2. 賃金不払残業やパワーハラスメントが横行するなど企業全体のコンプライアンス意識が低い
  3. このような状況下で労働者に対し過度の選別を行う

また、厚生労働省としてはこうした問題があったとしても社員一人の力ではなかなか企業の体質を変えることは難しいので、交渉の際は外部機関に相談したり、労働組合に要請するなどの措置を進めています。

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上であげたようなブラック企業の特徴はなかなか入社前には気が付きにくいのが実情です。

日常的なパワハラやセクハラがあるかどうかは外部の人間には知りようがないですよね。

ここでは完璧とは言い難いものの、いくつかホワイト企業かブラック企業かを判断するための方法をご紹介します!

①ブラック企業・ホワイト企業のランキングをチェックする!

これは比較的規模の大きな企業にしか使えない方法ですが、ホワイト企業大賞やブラック企業大賞にノミネートされた企業をチェックするというのが有効な方法です。

特にブラック企業大賞にノミネートされている企業の中には、体験談を見ただけで身の毛もよだつようなエピソードもあるので、入社をするのはじっくり検討が必要かもしれません。

②企業理念を確認する!

ブラック企業の多くは精神論に頼って理不尽な物事を押し付けてくる傾向にあります。

そのため、社風や経営者の考え方を知る上でも企業理念が納得できかつ論理的かどうかをチェックしておくと良いかもしれません。

また、大企業の場合には経営者が著書を執筆していることも多いので、その企業に関する本を読んでみて、マインドや考え方に共感できるかどうかを判断する、というのも有効な方法です。

③求人の人数も参考に!

一般にホワイト企業では社員の離職は多くないので、それほど大幅な人員募集をすることはありません。

しかし、ブラック企業の場合には社員の離職が相次いだ際には不可解なタイミングで大幅な募集をかけることがあります。

会社の規模に合わない大型募集をかけている場合には少し疑いの目を持って接すると良いかもしれません。

④口コミサイトを細かくチェックする!

ブラック企業かホワイト企業かの違いは比較的体感的な部分も多いので、やはり実際に働いた経験のある人に聞くのが最適です。

その上で、転職活動を支援するサイトの口コミなどを参考にすると、その企業の雰囲気がより具体的にわかります。

その一方で、こうした口コミは個人の主観に基づいているので、必ずしも自分自身に当てはまらないことにも注意が必要です。

個々の情報の信憑性自体はそれほど高くないですが、多くの人のコメントに共通している部分(例えばタイムカードを切ってからも残業を強制されたなど)に関しては、かなり参考にできると思います。

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まとめ

 

今回はブラック企業とホワイト企業の特徴や見分け方を紹介しました。

なかなか外から見ても判断しにくいと思うので、入社前には下調べをしっかりとし、入社後に違和感を感じた場合にはすぐに労働基準監督署へ相談しましょう。

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