養老保険とは?個人年金との違いや加入メリット・デメリットを解説

みなさんは養老保険という保険を知っていますか?

 

平たく言えば、みなさんがご存知の年金とそれほど変わりはありませんが、死亡保障もついているためお金を貯蓄しつつ、保障も受けられる一石二鳥の保険制度でもあります。

 

年金がなかなかあてにできなくなってきた時代だからこそ、自力で老後の資産計画を立てていかなければならなくなっています。

 

そこで今回は、養老保険の概要と年金との違い、メリットとデメリットについて詳しくご紹介します!

 

そもそも養老保険ってどんな保険なの?

保険加入者が契約期間中に亡くなった場合には死亡保障を,ご存命のまま満期を迎えた場合には満期保険金を受け取ることの出来る保険を,養老保険といいます。

 

また,死亡時の保険金と満期保険金は同額が設定されており,どちらもそれまでに支払った保険料の総額よりも高くなるため,貯蓄方法としても長年注目されていました。

 

もう少し景気が良かった時代には高い金利で長期間運用できる魅力的な金融商品でしたが,現在ではかなり金利は低くなってしまっています。

 

とはいえ,まだまだ魅力ある金融商品であることには変わりはありませんし,年金制度にかなり不安のある今の日本だからこそ養老保険をうまく活用した資産形成は大きな価値があることでしょう。

 

養老保険と個人年金保険の違いとは!?

個人年金保険とは

個人年金保険とは,あらかじめ保険料を支払っておくことで,所定の年齢に到達した場合に年金を受け取ることができる保険です。

 

保険というよりは積み立ての側面が大きく,若い時に自分の身に何かがあったとしても,積み立てた分が返ってくるだけとなっています。

 

つまり積み立ての意識が強いことから,持病を抱えていらっしゃる方でも入ることができる場合が多いのがこの個人年金保険の特徴です。

個人年金保険と養老保険の違いは!?

半分答えを言ってしまっているようなものですが,保険的側面が大きいのが養老保険で,貯蓄的な側面が大きいのが個人年金保険と言えるでしょう。

 

例えば,契約期間中に保険加入者がなくなった場合には,養老保険であれば契約期間中ならいつでも死亡保険金が受け取れるのに対し,個人年金保険の場合にはそこまでに納めた保険料分の支払いにとどまります。

 

さらに一つ違いを挙げておくと、節税効果の面でやや違いが生じます。

 

養老保険に加入すると生命保険料控除のみが適用対象になるのに対し,個人年金保険であれば,生命保険料控除と個人年金保険料控除のどちらも受けることができます。

死亡時のサポートで考えると養老保険の方が手厚いですが,節税効果でいうと個人年金保険の方に軍配が上がりますね。

 

養老保険に加入するメリット・デメリット

 

養老保険の2つメリット!

養老保険には大きく分けて2つのメリットがあります。

 

  • 死亡保険金と同額の満期保険金が受け取れる!

 

養老保険の最大の強みは,掛け捨ての定期保険と異なり,満期にしっかりと保険金が受け取ることができる点です。

 

また,契約期間内に亡くなった場合でも亡くならなかった場合でも公平に同額の保険金が受け取ることができるので,保証をつけつつ貯蓄ができるという性質を持っています。

 

  • 終身保険に比べて高い貯蓄効果がある!

 

定期保険と比較してもちろんのこと,終身保険と比較した場合でもその貯蓄性は高いものがあります。

 

終身保険にも養老保険と同じように貯蓄の機能はありますが、解約返戻金の額は決められません。

 

決められるのは死亡保険金のみであり、それをもとに解約返戻金などは決まります。

 

そのため,契約期間を全うした場合のメリットは養老保険より小さくなります。

養老保険のデメリット

ここまで良いところづくめに思えてきた養老保険ですが、やはり物事には良い面も悪い面もあるため、以下の点には注意が必要です。

 

  • 毎月の保険料が高い

 

他の保険に比べて、便利な性質も多い養老保険は月々の保険料の支払いは、比較的高めになっています。

  • 金利が低め

 

冒頭でも記したように、景気が良かったバブルの時代に比べて金利は3%近く下がっています。

 

投資目的で利回りを気にされる方は向かないかもしれません。

  • 途中で更新ができない

 

養老保険は満期をすぎると更新ができずに、契約を新たにし直さなければなりません。

 

高齢になってから保険に入り直すことはハードルが高いので、生命保険と合わせて、保険にモレが無いようにすると良いかもしれません。

 

おわりに

今回は養老保険の概要と加入する際のメリットとデメリットについて簡単にご説明しました。

 

日本では少子高齢化が進行し、従来のように年金をあてにした老後の資産形成は難しくなっています。

 

養老保険にも先述のような注意点は確かにありますが、若い頃にお金に余裕がある方であれば、やっておいて損のないことでもあります。

 

お金のカタチでは養老保険以外にもあらゆる資産形成・運用の方法をご紹介しているので、合わせてぜひチェックしてみてください!