歯学部の学費はいくら?国公立・私立でどれ位違う?

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歯学部に通うにあたってお金の問題は大きな関心どころになると思います。

 

私立大学の学費は国公立大学と比べると高額であることはもちろんですが、私立大学間でも大きな差があります。

 

そこで、本記事では全国にある全ての歯学部の学費を紹介します!学費に加えて、特待生制度や教育ローンなど学費を工面していく方法についても解説を行います!

 

さらに、志望校選びの際に重要になる入学競争倍率や偏差値、国家試験合格率などの要素についてもランキング形式で全国全ての歯学部の数値を紹介します!

 

POINT!

  • 全国にある全ての歯学部の学費が分かる!
  • 特待生制度や教育ローンについても解説!
  • 倍率、偏差値、国家試験合格率も全歯学部の数値を紹介!

国公立大学歯学部は一律、6年間で約350万円!

全国の歯学部がある国公立大学一覧

歯学部がある国公立大学

  • 北海道大学
  • 東北大学
  • 東京医科歯科大学
  • 新潟大学
  • 大阪大学
  • 岡山大学
  • 広島大学
  • 徳島大学
  • 九州大学
  • 九州歯科大学
  • 長崎大学
  • 鹿児島大学

旧帝国大学を中心に一部の国公立大学にしか歯学部はありません。

なお、九州歯科大学のみが公立大学です。

国立・公立の初年度納入金と学費総額

国立大学の学費は、基本的に全国一律です。

歯学部の場合、初年度納入金が817,800円、6年間の総学費が3,496,800円になっています。

 

公立大学(ここでは九州歯科大学のみ)の場合、県内生と県外生との間で学費に差があります。

 

県内生は国立大学歯学部と同じ学費ですが、県外生は初年度納入金が1,055,800円、6年間の総学費が3,734,800円です。

 

私立大学歯学部の学費はいくら?学費の安い大学をランキング形式で発表!

ドル紙幣

全国の歯学部がある私立大学一覧

歯学部がある私立大学

  • 北海道医療大学
  • 岩手医科大学
  • 奥羽大学
  • 日本大学松戸歯学部
  • 明海大学
  • 東京歯科大学
  • 日本大学歯科学部
  • 日本歯科大学
  • 昭和大学
  • 鶴見大学
  • 神奈川歯科大学
  • 日本歯科大学新潟生命歯学部
  • 松本歯科大学
  • 朝日大学
  • 愛知学院大学
  • 大阪歯科大学
  • 福岡歯科大学

以下では以上の17大学の学費を安い順に紹介していきます!

学費が安い私立歯学部ランキング!全17校を比較!

大学名 所在地 定員 初年度納入金 6年間の学費合計
明海大学 埼玉県坂戸市 120名 351万円 1,931万円
朝日大学 岐阜県瑞穂市 128名 353万円 1,998万円
奥羽大学 福島県郡山市 96名 405万円 2,155万円
昭和大学 東京都品川区 96名 450万円 2,200万円
北海道医療大学 北海道石狩郡当別町 80名 410万円 2,460万円
松本歯科大学 長野県塩尻市 96名 428万円 2,528万円
福岡歯科大学 福岡県福岡市早良区 93名 480万円 2,630万円
神奈川歯科大学 神奈川県横須賀市 110名 395万円 2,700万円
鶴見大学 神奈川県横浜市鶴見区 115名 515万円 2,790万円
岩手医科大学 岩手県盛岡市 57名 610万円 2,800万円
愛知学院大学 愛知県名古屋市千種区 125名 534万円 2,862万円
日本大学松戸歯学部 千葉県松戸市 115名 690万円 2,940万円
日本歯科大学新潟生命歯学部 新潟県新潟市中央区 80名 573万円 3,138万円
日本歯科大学 東京都千代田区 128名 576万円 3,141万円
大阪歯科大学 大阪府大阪市中央区 128名 575万円 3,150万円
日本大学歯学部 東京都千代田区 128名 690万円 3,160万円
東京歯科大学 東京都千代田区 128名 945万円 3,214万円

 

最も学費が安い朝日大学(18,880,000円)と最も学費が高い東京歯科大学(32,142,000円)との間には13,262,000円もの差があります。

 

どの私立大学も国公立大学と比較すると非常に高い学費ではありますが、私立大学間で学費に大きな差があるようです。

 

お金に余裕がなければ子供を歯学部に行かせられない?

以上紹介したように、子どもを私立大学の歯学部に通わせることは学費を考えると簡単なことではありません。

あまりお金がない場合は「国公立限定」などと条件を付けるのも一つの選択肢だと思います。

 

とはいえ、家計に余裕がないと私立大学の歯学部に通うことができないというわけではありません。

学費を工面する方法の代表的なものとして以下の3つがあります。

・特待生制度を狙う

・奨学金を借りる

・教育ローンを組む

 

以下ではこれらを詳しく解説していきます!

特待生制度を使えば学費が免除!条件は?

私立大学の歯学部の学費は決して安くはありません。

そこで、特待生制度を活用して、できる限り安い学費で学校に通いたいものですよね。

 

そこで、以下ではいくつかの大学の特待生制度を取り上げます。

※()内の数字は学費が安いランキングの順位を表しています。

奥羽大学(第3位)の特待生制度

定員:30名

種類:授業料全額免除、授業料半額免除

条件:入学試験にて基準値以上の点数を取得すること、進級試験にて基準値以上の点数を取得すること

 

福岡歯科大学(第7位)の特待生制度

種類:学生納付金一部免除(免除額は1年間で150万円)

条件:学業成績が特に優秀であること、品行方正であること、健康であること

 

愛知学院大学(第11位)の特待生制度

定員:成績上位10%の者

種類:学生納付金一部免除(免除額は1年間で30万円〜110万円)

条件:対象の入学試験で得点率が70%以上、入学後の成績で上位10%に入ること

 

大阪歯科大学(第15位)の特待生制度

定員:2〜6年次の各学年3名以内

種類:授業料の一部(100万円)を免除

条件:本学の学業成績優秀者

 

今回は学費ランキングより順位ごとに大学を選定し、特待生制度を紹介しました。

これらの特待生制度以外にも各大学によって様々な特待生制度や奨学金制度があります。

学費に加えて、これらの学費援助制度も調べた上で志望校を探してみてください!

 

奨学金制度も各大学ごとに様々!

特待生制度同様に各大学によって様々な奨学金制度があります。

例えば、日本大学では学業成績が優秀な学生向けに返済が不要な給付型奨学金制度を複数用意しています。

その他、無利子の貸与型奨学金を用意している大学も多いようです。

 

一部の成績優秀者などを対象にした大学独自の給付型の奨学金を獲得できない場合は、「日本学生支援機構」の奨学金など外部団体の奨学金制度を調べてみてください!

 

学費が払えないかも・・・そんな時は教育ローンという選択肢も

 

高い学費をまかなう方法として特待生制度の活用や奨学金を借りることの2点が代表的なものとしてあります。

これらに加えて、教育ローンを組み、学費を工面するという方法もあります。

 

教育ローンの中には、医学部、歯学部、薬学部に通う学生などを対象に数十万から数千万円までを無担保もしくは有担保で貸与する「医療系大学生向けの教育ローン」というものがあります。年率1%〜5%台で融資してくれます。

教育ローンのメリット・デメリット

メリット

メリットはローンの使用用途が幅広いということです。教育ローンの使用用途は、定期代やアパートの賃貸代なども含め、通学に関する費用全てに利用できるため、教育ローンを借りることで学生生活全般に余裕が生まれるようになります。

 

次に、学びに集中できるというメリットがあります。学びの期間である学生時代の多くの時間をアルバイトに割いてしまってはあまりにもったいないことです。将来の稼ぎも見込んだ上で教育ローンを組み、学びに集中できることはメリットだと言えるでしょう。

 

デメリット

最も大きなデメリットは民間銀行の場合、金利が比較的高いことです。

日本政策金融金庫などの国の教育ローンは1%〜2%前半のケースが多いですが、民間銀行の場合3%〜5%と金利が高くなっています。

卒業後、ローンの返済が苦しくなる可能性もあるので、将来の収入や生計のプランをしっかりと考えた上で申し込む必要があります。

歯学部の入試倍率・偏差値および国家試験合格率まとめ【補足】

大学生

入試倍率(私立)

2018年度の私立大学歯学部の倍率ランキングは以下になります。

順位 大学 入学競争倍率
昭和大学 5.13
東京歯科大学 4.11
日本歯科大学 4.07
日本大学歯学部 3.28
大阪歯科大学 3.05
明海大学 2.87
日本大学松戸歯学部 2.71
神奈川歯科大学 2.12
福岡歯科大学 1.69
10 朝日大学 1.67
11 愛知学院大学 1.53
12 鶴見大学 1.48
13 奥羽大学 1.46
14 日本歯科大学新潟生命歯学部 1.43
15 松本歯科大学 1.22
16 岩手医科大学 1.16
17 北海道医療大学 1.12

出典:「各大学歯学部の入学状況及び国家試験結果等(平成30年度)」文部科学省

 

関東や関西など都市部の大学の倍率が高い傾向にあります。

地方部の大学になると、1倍台の大学もあるようです。

入試倍率(国立大学)

国立大学の一般入試前期の倍率ランキングは以下のようになっています。

順位 大学 入学競争倍率
九州歯科大学 4.49
徳島大学 3.95
北海道大学 3.83
新潟大学 3.73
広島大学 3.69
長崎大学 3.50
東京医科歯科大学 3.31
鹿児島大学 3.18
大阪大学 2.95
10 岡山大学 2.90
11 東北大学 2.75
12 九州大学 2.09

出典:「各大学歯学部の入学状況及び国家試験結果等(平成30年度)」文部科学省

 

国公立大学の歯学部の入学競争倍率は2倍〜4倍のようです。

偏差値(私立)

続いて、2018年度偏差値ランキングを紹介します。

まずは、私立大学の偏差値ランキングです。

順位 大学 偏差値
昭和大学 55
東京歯科大学 55
日本歯科大学 55
大阪歯科大学 50
日本大学歯学部 50
日本大学松戸歯学部 50
明海大学 47.5
愛知学院大学 42.5
福岡歯科大学 42.5
北海道医療大学 42.5
11 朝日大学 40
11 岩手医科大学 40
11 日本歯科大学新潟生命歯学部 40
11 松本歯科大学 40
15 奥羽大学 37.5
15 神奈川歯科大学 37.5
15 鶴見大学 37.5

出典:医学部受験データベース

私立大学の場合、大学によって偏差値に大きなばらつきがあるようです。

 

偏差値(国立)

続いて、国立大学の偏差値ランキングを紹介します。

順位 大学 センターボーダー率 2次試験偏差値
北海道大学 89% 67.5
東京医科歯科大学 81% 60
長崎大学 80% 65
大阪大学 79% 60
九州大学 79% 60
徳島大学 79% 60
広島大学 78% 60
岡山大学 78% 55
東北大学 77% 60
新潟大学 77% 55
11 九州歯科大学 75% 57.5
12 鹿児島大学 74% 57.5

出典:医学部受験データベース

上記ランキングは、センター試験のボーダー率で順位をつけましたが、2次試験の偏差値はその順番通りではありません。

センター試験と2次試験の得意・不得意、配点のバランスなど総合的に見て、受験校を選んでみてください。

国家試験合格率(私立)

最後に志望校を決めるにあたって重要な指標になる国家試験合格率を紹介します。

以下が私立大学の第111回(平成30年)歯科医師国家試験の結果です。

順位 大学 合格率 前年比
東京医科大学 96.1% 3.1%
明海大学 85.7% −7.1%
大阪歯科大学 82.2% −9.1%
北海道医療大学 81.6% 9.9%
日本歯科大学新潟生命歯科大学 80.4% 6.7%
愛知学院大学 77.3% 2.3%
松本歯科大学 76.3% −12.8%
昭和大学 73.8% −7.1%
鶴見大学 73.6% 14.1%
10 朝日大学 72.0% 6.2%
11 日本大学歯学部 71.1% 9.3%
12 岩手医科大学 69.8% −6.8%
13 神奈川歯科大学 69.5% −14.7%
14 日本歯科大学 65.0% 2.5%
15 日本大学松戸歯学部 59.8% −19.5%
16 福岡歯科大学 58.0% 13.9%
17 奥羽大学 36.0% −18.8%

出典:「各大学歯学部の入学状況及び国家試験結果等(平成30年度)」文部科学省

国家試験合格率は大学によって大きな差があります。

この数字はあくまで平成30年の国家試験の結果ですので、前年比やそれ以前の結果も参考に志望校を選んでみてください。

 

国家試験合格率(国立)

続いて、国公立大学の国家試験合格率を紹介します。

順位 大学 合格率 前年比
東京医科歯科大学 96.1% 0.6%
九州大学 95.2% 12.5%
岡山大学 93.9% 7.1%
九州歯科大学 90.0% 4.4%
広島大学 88.0% 15.7%
徳島大学 84.4% 16.4%
北海道大学 83.6% −11.1%
大阪大学 83.0% −4.1%
新潟大学 81.0% 3.2%
10 東北大学 80.8% −5.9%
11 長崎大学 79.2% 13.1%
12 鹿児島大学 72.7% −4.5%

出典:「各大学歯学部の入学状況及び国家試験結果等(平成30年度)」文部科学省

 

国立大学でも大学によって合格率に大きなばらつきがあるようです。

国家試験合格率も志望校を選ぶ上で非常に重要な指標ですよね。

ぜひ上記2つの表にもじっくり目を通してみてください。

 

歯学部の進学に向けて、事前にお金を準備をしておきましょう

 

大学の学費から、特待生制度や奨学金制度、教育ローン、入学競争倍率、偏差値、国家試験合格率を紹介してきました。

医療系の学部である歯学部に通うためにはお金の問題は切っても切れません。

そこで、教育ローンや特待生制度、奨学金制度の活用も検討してみてください。

 

さらに、志望校を選ぶ際に学費に加えて、偏差値や倍率、国家試験の合格率などにもぜひ目を向けてみてください!