知事の給料はいくら?全国の知事・副知事の収入ランキング公開!

通帳と電卓

全国47都道府県の知事・副知事の給与報酬について調べました。

知事と一言に言っても、じつは都道府県毎に知事や副知事の貰っている報酬は全然違います。

一番給料が高い知事は、やはり日本の経済の中心である東京都知事のイメージがありますが、調べてみると結果は全く異なりました。

この知事これだけしか貰ってないの!?と驚いた都道府県もいれば、知事より副知事のほうが貰ってるんだ・・と逆に驚いた都道府県もいました。

あなたの住んでいる都道府県の知事、副知事の収入はいくらで、全国で何番目に高い収入なのか、このあとランキング形式で紹介しますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

今回のランキングは、総務省が発表している平成31年地方公務員給与実態調査をもとに作成しています。

都道府県知事、副知事の平均月収はいくら?

都道府県別の知事と副知事の給与ランキングを見る前に、基準となる平均月収が気になりますよね。

全国の知事の平均月収は、121万4,279円です。

全国の副知事の平均月収は、98万8,223円です。

国税庁の発表によると、日本国内の給与所得者の平均年収は467万円(平均年齢42.6歳)。

月収ベースに換算すると平均月収38.9万円となります。

つまり、全国の知事の平均収入は、サラリーマンの平均収入の3倍越えです。

知事とあるだけあって、やはり高額収入ですね。

しかし、従業員1,000人を超える大企業の経営者の月収平均が月365万円(平均年収4,381万円)であることと比較すると、役職の重要性や責任の重さ鑑みて、決して高すぎるわけではないように思えます。

では知事の平均月収を知ったところで、次から都道府県知事の知事の月収をランキング公表していきます!

ランキングは、知事の月収をもとに作成しています。

全国平均より低い!都道府県知事の月収ランキングTOP29〜47

まずは、全国の知事の平均月収121万4,279円よりも月収が低い都道府県知事を紹介します。

ランキングでは、給料と合わせて、各都道府県の人口及び人口の順位を合わせて紹介します。

順位知事副知事人口
47位

東京都

72万

8千円

118万9千円1位

1372万人

46位

秋田県

96万

8千円

79万円38位

99万人

45位

徳島県

97万

5千円

89万1千円44位

74万人

44位

三重県

102万

4千円

85万8千円22位

180万人

43位

岡山県

103万

2千円

91万8千円20位

190万人

42位

大阪府

106万

4千円

90万3千円3位

882万人

41位

愛知県

108万

3千円

104万円4位

752万人

40位

奈良県

109万

2千円

89万9千円30位

134万人

39位

高知県

109万

8千円

91万1千円45位

71万人

38位

島根県

111万

6千円

89万2千円46位

68万人

37位

福島県

112万

2千円

92万7千円21位

188万人

36位

長崎県

113万

4千円

92万円29位

135万人

35位

和歌山県

113万

7千円

89万3千円40位

94万人

34位

鳥取県

115万

1千円

90万6千円47位

56万人

32位

栃木県

116万

1千円

93万9千円19位

195万人

32位

山口県

116万

1千円

96万9千円27位

138万人

30位

愛媛県

118万

8千円

94万9千円28位

136万人

30位

京都県

118万

8千円

98万2千円13位

259万人

29位

大分県

120万

1千円

95万9千円33位

115万人

※100円以下は切り捨て表記しています。

意外なことに、全都道府県の知事で最も月収が低いのは、人口1位の東京都知事でした

また人口3位の大阪府が42位、人口4位の愛知県が41位と、大都市圏の知事が下位にランクインするという意外な結果に。

小池百合子東京都知事は、「身を切る改革の姿勢を示す」と表明し、自らの給与を半減する条例案を提出し、2016年の当選以降ずっと全国で最も月収の低い知事となっています。

人口3位、大阪府知事の吉村洋文府知事も同様です。

大阪府は松井一郎前大阪府知事時代(現大阪市長)や橋下徹前々大阪府知事時代から一貫して、報酬削減、退職金ゼロなど、大阪再生に向けて、率先して自らの報酬を削減しています。

人口4位の愛知県の大村秀章県知事も2011年より、自らの月収を3割削減する条例改正案を提出し、就任来ずっと全国平均よりも報酬が低い知事となっています。

ここから平均以上!都道府県知事の年収ランキングTOP11〜27位

順位知事副知事人口
27位

沖縄県

123万円97万円25位

144万人

27位

岩手県

123万円95万円32位

125万人

23位

熊本県

124万円97万円23位

176万人

23位

鹿児島県

124万円97万円24位

162万人

23位

山形県

124万円95万

4千円

35位

110万人

23位

宮崎県

124万円98万円36位

108万人

21位

滋賀県

125万円98万円26位

141万人

21位

山梨県

125万円96万円42位

82万人

19位

青森県

126万円97万円31位

127万人

19位

佐賀県

126万円99万円41位

82万人

18位

兵庫県

127万

3千円

101万

9千円

7位

550万人

17位

新潟県

127万

6千円

99万

9千円

15位

226万人

16位

香川県

128万

5千円

98万円39位

96万人

15位

長野県

129万

2千円

99万

6千円

16位

207万人

11位

石川県

130万円102万円34位

114万人

11位

富山県

130万円102万円37位

105万人

11位

福井県

130万円102万円43位

77万人

11位

静岡県

130万円106万

3千円

10位

367万人

※100円以下は切り捨て表記しています。

TOP11位〜27位の知事の月額報酬は、月123万円〜130万円の間でした。

このあたりにくると、副知事の月額報酬でも月100万円を超える都道府県がちらほら出てきました。

平均大幅越え!都道府県知事の年収ランキングTOP10

順位知事副知事人口
9位

宮城県

131万円102万円14位

232万人

9位

群馬県

131万円106万円18位

196万人

7位

茨城県

134万円108万円11位

289万人

7位

岐阜県

134万円106万円17位

200万人

6位

福岡県

135万円108万円9位

510万人

5位

北海道

138万円110万円8位

532万人

4位

広島県

138万

9千円

109万

1千円

12位

282万人

※100円以下は切り捨て表記しています。

トップ10の知事の月額報酬は、月131万円〜139万円、副知事は月102万円〜109万。

副知事も全員が月100万円を超えてきました。

都道府県知事の年収ランキングTOP3!最も年収の高い県知事は?

順位知事副知事人口
3位

千葉県

139万円111万円6位

624万人

2位

埼玉県

142万円113万

4千円

5位

731万人

1位

神奈川県

145万円116万円2位

915万人

※100円以下は切り捨て表記しています。

全国で最も給料の高い知事は、神奈川県知事の月収145万円でした。

全国で一番高い神奈川県知事の月収145万円と、全国で一番給与の低いの東京都知事の月収72万8千円でしたので、その差は72万2千円。おおよそ2倍の開きがありました。

トップ3位の都道府県の副知事の月収は、他県の知事の月収と比較しても見劣りしません。

知事の収入ランキングに入れてみても、千葉県副知事は39位、埼玉県副知事は37位、神奈川県副知事は34位にランクインします。

人口と知事・副知事の収入はおおむね連動。一部例外も存在しました

都道府県の人口と、知事・副知事の月給を比較しながら見てみると、人口が多い都道府県ほど知事・副知事の収入も高い傾向にありました。

ただし、人口1位の東京都知事、人口3位の大阪府知事、人口4位の愛知県知事など、自ら給与を減額している知事もおり、東京都知事は最下位、大阪府知事は42位、愛知県知事は41位にランクインするなど、例外もあります。

トップ3は、その3都道府県(東京都、大阪府、愛知県)を除いた人口上位の都道府県の県知事が順当にランクインしました。

一方で、他県と比較すると人口の割に給与水準が高い県知事も存在しました。

例えば全国11位(月収130万円)で同時ランクインする3県、人口43位の福井県知事、人口37位の富山県知事、人口34位の石川県知事や、16位(128万5千円)にランクインする人口39位の香川県知事の給与水準は、他県に比べるとやや高く設定されているようです。

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