日本の借金は一人当たりいくら?世界の借金が多い国ランキング!


 

日本は世界でも特に借金の多い、「借金大国」とよく言われます。

これからの高齢社会化の進行を考えると、本当に日本は大丈夫なのかと心配になってしまいますよね。

生産年齢人口率はどんどん低くなっていき、いまの若者に対する経済的な負担が大きくなったり、年金制度など現状の経済システムをそのくらい維持していけるかはかなり不透明なものになっています。

 

また、ギリシャが債務不履行に陥ったケースを見ると、ますます不安になるかと思います。

今回は、日本の借金は一体現状ではいくらあるのか、一人当たりに換算するといくらくらいになるのか、世界的に見て日本の借金は多い方なのか、などを詳しく解説していきます!

 

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日本の借金はいくら?国の借金はどうやってできる?

 

日本の借金は合計いくら!?近年の推移は?

日本のお金関係を指標は財務省から発表されています。

今回は平成29年12月末に発表された「国債及び借入金並びに政府保証債務現在高」という指標から日本の借金は一体いくらなのかを見ていきます。

まず始めに結論から言うと、平成29年12月末時点での日本の借金は1,085兆7537億円となっています。

少し細かくなってしまいますが、内訳を見ていきます!

区分 金額 前期末に対する増減 前年度期末に対する増減
内国債 956兆2520億円 +6兆2534億円 +21兆3517億円
借入金 53兆7128億円 +1兆596億円 −4兆361億円
政府短期証券 75兆7890億円 −1兆9998億円 −6兆4502億円
合計 1085兆7537億円 +5兆3132億円 +14兆1943億円

財務省「国債及び借入金並びに政府保証債務現在高(平成29年12月末現在)」より

 

直近で見ても債務残高はだいぶ増えて来ていることがわかりますね。

一人当たりに換算するといくらになる?

ここまで日本が抱えている借金が1000兆円近いことを確認して来ましたが、金額が大きすぎてあまりリアリティーがなかったり、ぴんと来ない人も多いかと思います。

そこで、国の借金を私たち国民で分配することになるのかと言う形で考えていきます。

先ほど紹介した通り、平成29年12月末時点での日本の債務残高は1085兆7537億円でした

日本の人口はおおよそ1億2500万人とすると、一人当たりの借金額は約867万円となります。

 

自分に800万円近い借金ができたとなると、ほとんどの人は今の生活を維持しながら返済できないのではないかと思います。

消費税の増税が起こっただけでも大きな話題になるのに、国の借金を国民が背負ったり、日本が破綻することになってしまった時には、とんでもない状況になってしまいそうですね。

 

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国の借金はどこから借りてくるのか仕組みを解説!日本もギリシャみたいになるのか?

 

国の借金のメカニズムをわかりやすく解説

ギャンブルに負けて借金をした場合などは、知人などの個人間での資金の貸し借りや、銀行や消費者金融などの法人から資金を借りることはみなさん知っていると思います。

では、国はどこの誰からお金を借りているのでしょうか。

また日本銀行は自分でお金を刷ることができるのだから、借金ではなくお金を刷れば良いのではないかと疑問に思う人もいるかと思います。

ですが、お金が足りないからといって新たに増刷したのでは物価水準が狂ってしまいますし、外国からの日本円への信頼も損ねてしまいます。

 

そうしたことを避けながら、政府が資金を調達する方法として「国債」を発行する方法があります。

国債は文字通り「国の債務」のことを指し、これを誰かに買ってもらうことで資金を調達するのです。

では一体誰が国債を買っているのかと言うと、国内の金融機関や日本銀行であることがほとんどです。

金融機関は郵便局や銀行、保険会社などのことなので、大元をたどると国民が国債を購入しているとも考えられます。

日本はギリシャみたいに破綻する可能性はあるの?

ここまで見てきて、日本の借金はかなり多額でなおかつ年々増えていている、と言うことがわかったかと思います。

では日本もギリシャのように債務不履行に陥ってしまう可能性はあるのでしょうか?

 

まず理解しなければならないのが、日本とギリシャとでは借金の性質が異なると言うことです。

先ほどの国債の話を思い出して欲しいのですが、日本の場合は国が借金をしている相手は国内の金融機関や日本銀行がほとんどでしたね。

つまり、日本を一つの家と考えると、家の家計の中でお金の貸し借りをしているだけと考えられるのです。

一方ギリシャの場合には、国債保有者の多くは国外にいるため、金利を高く設定せざるを得なくなったり、返済の際にドルやユーロなど他の通貨に換えて返済しなければなりません。

そのため、日本の場合はギリシャほど深刻な状態にはまだ陥らないだろうという見通しがなされています。

ですが、債務不履行の可能性が低いからといって借金をしても平気というわけではありません。

政府の負債が増加すると財政を圧迫することとなり、増税などの措置を取らなければならなくなるので当然ながら今後も注意が必要です。

 

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政府総債務残高ランキング!

 

では日本は世界的に見てどのくらい債務が多い国なのか見ていきます。

ここでは債務金額で見ると、国の財政規模などが大きく反映された結果となることが予想されるので、2018年4月時点の対GDP比での政府総債務残高をランキング形式で紹介していきます。

1位 日本 236%
2位 ギリシャ 181%
3位 レバノン 152%
4位 イエメン 141%
5位 バルバドス 132%
6位 イタリア 131%
7位 エリトリア 131%
8位 カーボヴェルデ 126%
9位 スーダン 126%
10位 ポルトガル 125%

 

なんと上の図の通り、対GDP比で測った総債務残高は世界第1位となっています。

236%というのは、日本のGDP(1年間で国内で生産される価値の合計)の2.36年分の負債があるということを指しています。

2.36年生産してやっと返済し終わるなんて、自分の借金だったらゾッとしてしまいますよね。

 

またギリシャよりも日本の方が上というのもかなり引っかかるところですね。

他の先進国に比べてもアメリカや中国、イギリスなどがランクインしていないことから、日本の借金の大きさがいかに突出しているかがわかるかと思います。

 

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まとめ

 

国の借金とはどんなものなのか、一体いくらの借金が日本にはあるのかをここまで紹介してきました。

国債の仕組みをよく理解しておくと、今後の経済ニュースなどでわかることも増えてくるのでとても良い勉強になると思います。

またよく仕組みを知らないと報道などに一喜一憂したりすることになるので、ニュースでわからないことが出てきたら調べる癖をつけておくことがおすすめです!

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