年収1000万円以上稼げる上場企業一覧!業界別まとめ

ビジネスマンの後ろ姿

年収1000万円を超える人の割合は、全体の約4%と言われています。平均年収1000万円以上稼げる企業には一体どんな会社があるのでしょうか。

今回は、平均年収1000万円以上の上場企業をご紹介していきます。上場企業の内、平均年収が1000万円を超える会社は「75社」(東洋経済「平均年収が高い会社【全国版】より)あります。

本記事では、業界全体で平均年収が高い商社やコンサル、広告業界といった業界ごとに企業をまとめています。気になる業界をぜひチェックしてみてください。

また、平均年収に加えて、各企業の平均年齢も記載しています。一般的に、平均年齢が若いほど、生涯年収は高くなります。金額だけではなく、こうした年齢の観点も参考にしてみてください。

年収1000万円稼げるのはどんな業界?

もちろん、会社によって稼げる金額は変わりますが、ここでは業界別で平均年収が高い業界をピックアップしてご紹介します。

  1. コンサル業界
  2. 商社
  3. 広告業界
  4. 不動産業界
  5. マスコミ業界
  6. 製薬業界

(参考 会社四季報会社地図2019)

いかがでしょうか?コンサル、商社、広告などは高年収というイメージが強くあると思います。ではこれらの業界では、一体どれほどの給料をもらえるのでしょうか。

次章からは、業界ごとに年収1,000万円以上稼げる会社と具体的な年収を解説していきます。

年収1000万以上の上場企業①コンサル業界

M&Aキャピタルパートナーズ

平均年収:2,994万円

平均年齢:31.5歳

M&Aキャピタルパートナーズは、中堅・中小企業のM&A仲介サービスを提供する会社です。企業同士が基本合意にいたるまで無料でサポートするのが特徴です。調剤薬局業界のM&A成約実績は国内トップを誇ります。

日本M&Aセンター

平均年収:1,319万円

平均年齢:42.7歳

日本M&Aセンターは、中堅・中小企業のM&A支援を行う仲介会社です。全国の地方銀行9割、信用金庫8割という大きなネットワークを持っています。

シグマクシス

平均年収:1,149万円

平均年齢:36.9歳

シグマクシスは三菱商事の関連会社で戦略コンサルを中心とする会社です。2012年には売上高100億円を超え、翌年には東証マザーズに上場しました。

GCA

平均年収:1,559万円

平均年齢:37.3万円

GCAは、グローバルに活躍する完全独立型のM&Aアドバイザリー会社です。国内ではワールドの企業買収や阪急ホールディングスと阪神電気鉄道の経営統合のサポートを行いました。

ストライク

平均年収:1,539万円

平均年齢:36.2歳

公認会計士が中核となって設立されたM&Aを専門とする会社です。インターネットを活用したM&Aサービス「SMART」により会社の業績を伸ばしています。

野村総合研究所

平均年収:1,151万円

平均年齢:39.9歳

野村総合研究所は日本最大級のシンクタンク。ITを活用したコンサルティング業務に強みを持ちます。近年はグローバル化にも積極的で海外案件比率は3割となっています。

年収1000万以上の上場企業②商社

三菱商事

平均年収:1,386万円

平均年齢:42.5歳

三菱商事は機械、金属、エネルギーなど7つの幅広い事業領域で活躍しています。ローソンの筆頭株主でもあり、飲食業にも強いのが特徴です。

伊藤忠商事

平均年収:1,384万円

平均年齢:41.5歳

伊藤忠商事は繊維産業では五代商社の中でも首位を誇る非財閥系の商社です。ファミリーマートの筆頭株主でもあります。

三井物産

平均年収:1,213万円

平均年齢:42.4歳

三井物産の6つの事業領域の中でもエネルギーと金属分野が利益の中核となっている日本初の総合商社です。

住友商事

平均年収:1,255万円

平均年齢:42.8歳

国内の事業所22ヶ所に対して、海外事業所が109ヶ所とグローバルネットワークがとても大きいです。伝統的・堅実な経営姿勢を取り続けているいるのが特徴です。

丸紅

平均年収:1,221万円

平均年齢:41.4歳

丸紅は、伊藤忠商事と創業者を同じくするみずほグループの総合商社です。ある分野で自分が1番だと言えるエピソードを持つ人を採用するナンバーワン採用というものがあります。

双日

平均年収:1,090万円

平均年齢:42.2歳

双日は自動車や化学品など広範囲に渡って活躍している大手総合商社です。旧ニチメン株式会社と旧日商祝い株式会社が合併してできた会社です。

阪和興業

平均年収:1,050万円

平均年齢:1,049万円

阪和興業は大阪と東京に本社をかまえる大手総合商社です。売上高を2015年度から2019年度で500億円増やすことを目標としています。

年収1000万以上の上場企業③広告・マスコミ業界

電通

平均年収:1,248万円

平均年齢:40.3歳

電通は国内最大手の広告会社です。海外進出も強化中で、外国の企業の買収を本格化しています。社員の過労自殺問題を発端に、社内の働き方の改善を一番に進めています。

博報堂DYホールディングス

平均年収:1,088万円

平均年齢:43.7歳

博報堂DYホールディングスは、電通に次いで国内2位の大手広告代理店グループです。デジタル人材の採用やデータ購入の投資も進めています。

朝日放送

平均年収:1,518万円

平均年齢:43.3歳

朝日放送の平均年収は1,518万円とマスコミ業界だけでなく、全業界の中でもトップクラスです。近畿広域で放送されているラジオなどもあります。

日本経済新聞社

平均年収:1,254万円

平均年齢:41歳

2015年に英国経済紙「フィナンシャル・タイムズ」を買収し、世界最大の経済メディアとなった日本経済新聞社。年収はなんと、1254万円という驚きの金額でした。

朝刊272万部を誇る主力の日経新聞をはじめ、日経新聞電子版の有料会員は、50万人を突破。その他、日経産業新聞、日経MJ、日経ヴェリタスなどの専門誌も発刊しています。

20年には、女性管理職比率15%を目指すなど女性活躍の推進にも積極的です。

WOWOW

平均年収:1,048万円

平均年齢:41.0歳

WOWOWはBSを軸に有料放送を提供しています。スポーツ中継、映画、ドラマなどを見ることができるだけでなく、「見逃し配信」なども利用することができます。

年収1000万以上の上場企業④不動産業界

ヒューリック

平均年収:1,418万円

平均年齢:40.3歳

ヒューリックは、不動産賃貸事業、開発事業を中心に展開する不動産会社です。都心の駅ビルを中心として、ホテルや高齢者施設にも力を入れています。

住友不動産

平均年収:1,205万円

平均年齢:42.6歳

住友不動産は住友グループの大手不動産会社です。六本木エリア、西新宿エリアで再開発を進めています。また、首都圏だけでなく全国で供給戸数5年連続首位を誇ります。

三菱地所

平均年収:1,190万円

平均年齢:40.8歳

三菱地所は、東京・丸の内のオフィス街を中核とする日本の大手不動産会社です。米国では子会社として持つロックフェラーを中心に事業を進め、グローバルにも力を入れています。

その他の高年収企業

キーエンス

平均年収:1,861万円

平均年齢:36.1歳

業界:電子部品メーカー

検出・計測制御機器の生産に強く、国内だけでなく世界各地に展開しています。年収では全ての業界の中で一番高い、1,861万円となりました。平均年齢が低いことも特徴です。

第一三共

平均年収:1,134万円

平均年齢:43.4歳

業界:製薬業界

循環器、感染症に強みをもつ新薬メーカーです。近年では「がん」の新薬開発に注力しています。

日本郵船

平均年収:1,049万円

平均年齢:39.1万円

業界:海運・空運業界

日本郵船は、三菱グループの発祥企業として生まれ、国内海運業界では売上高トップを誇ります。海運だけでなく、陸運・空運にも強のが特徴です。

年収アップを目指すなら業界選びも大切

業界ごとの年収1000万以上の企業をお伝えしてきました。

やはり、有名な業界・企業が名を連ねていましたね。全ての企業をご存知でしたか?

上場・未上場に限らず、高年収を得られる会社は他にも多くあります。しかし、業界のビジネス構造や市場の状況に応じて、従業員の給与は変わってくる傾向があるため、年収アップを目指す際には、高年収と呼ばれる業界を選ぶことも重要です。

今回は、年収が1000万円以上稼げる「上場企業」をご紹介したので、上場していない企業でも1000万円を超える企業はまだまだたくさんあります。

ぜひ自分にあった企業を見つけて、年収アップを実現していただけると幸いです。

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