最近になって仮想通貨の価格が上がり続けているというニュースをご覧になった方は少なくないのではないでしょうか。
話題にはなっているけど実際どうなの?と疑っている人も多くいるかと思います。
しかしこれを機にぜひ仮想通貨を購入したいと思っている方も少しずつ増えています。
そこで今回はそんな仮想通貨はどうすれば購入できるのか。
その方法と取引が行われている取引所についてお伝えしていきます。
仮想通貨・暗号通貨の取得方法は?
さて、仮想通貨の取得方法についてですがそもそも仮想通貨について疑問に思っている方もいるのではないでしょうか。
以下の記事では仮想通貨の基礎知識について解説しています。
仮想通貨の取得方法についてはいくつかあるのですが、ここでは2つの取得方法について見ていきましょう。
- 取引所で取得
- マイニング(採掘)
大きく分けてこの2つ、特に取引所での取得について見ていきたいと思います。
1.仮想通貨取引所で取得
仮想通貨を買いたいけど、どう買えばいいかわからないという人は多いかと思います。
一番簡単に取得できる方法として取引所での取得があります。
仮想通貨の取引所というのがいくつかあって、そこでアカウントを作ることによって銀行口座みたいなものをその取引所に開設することになります。
取引所についてと購入までのステップは後ほど詳しくお伝えしますが、取引所でアカウントを作ることでいよいよ仮想通貨をゲットすることができるのです。
取引所で仮想通貨を取得する際は「販売所」「取引所」の二通りの取得方法があります。
ここで混乱しないために、仮想通貨の取引所を「仮想通貨取引所」、取得方法のひとつである取引所を「ユーザー間取引」と区別しておきます。
販売所での取得というのは、それぞれの仮想通貨取引所で指定されている値段で購入することです。
ある仮想通貨取引所では165万円だけど他の仮想通貨取引所では164万円など各仮想通貨取引所によって設定額は違うのですが、自分がアカウントを作った仮想通貨取引所で購入することができます。
そう聞くとこれ何かに似てませんか?
そうです、外貨両替と似てますよね。
仮想通貨取引所が両替所みたいな役割を果たしていて、日々仮想通貨と日本円や米ドルと両替しているのです。
しかしこの販売所での購入には注意しておくべき点があります。
仮想通貨取引所では、購入と同様に売る事もできます。
外貨を日本円に両替するとき、たとえば1ドル=100円だったのに、ドルを日本円にしようと思ったら98円になってるなんてことありませんか?
この価格差は実質的に手数料となっているのですが、仮想通貨取引所ではこの価格差がとても大きいのです。
つまり購入自体は簡単にできるのですが、販売所で購入して値段が上がったら売って儲けようと思っても価格差があるために思うように売ることができないのです。
一方で仮想通貨取引所ではユーザー間取引という方法で仮想通貨を取得することもできます。
ユーザー間取引では、仮想通貨取引所内のユーザー同士で24時間365日取引ができるのです。
株取引なんかを想像していただくとわかる方もいるかと思います。
買いたい人と売りたい人がそれぞれ好きに価格を設定していて、売り買いの注文が一致したら取引成立になるという仕組みです。
ユーザー間取引では販売所よりも比較的安く購入できて高く売ることができます。
おそらく多くの方はこちらのユーザー間取引によって利益を出しているかと思います。
このように仮想通貨取引所では2つの方法で仮想通貨を取得することができます。
2.マイニング(採掘)
ふたつ目に仮想通貨、ここでは仮想通貨の代表格であるビットコインを取得する方法としてマイニングがあります。マイニングする個人や業者を通称、マイナーと呼びます。
詳しいことはここでは省略しますが、金(ゴールド)の採掘と同じようなことがインターネット上で行われていると考えてください。
金に限界埋蔵量があるようにビットコインにも発行上限枚数があって、複雑な計算処理をこなすことによって新しくビットコインが発行され受け取ることとなります。
この発行にはPCを動かし続けないといけないことから、個人がやろうと思っても電気代などの兼ね合いからあまり儲からないのではと言われております。
中国なんかでは集団で大量のPCを用いてマイニングを行っているマイナーもおり、その他の国でも国家規模でマイニングを検討しています。
日本国内でもサイバーエージェントやGMO、DMMなどのIT会社が次々にマイニング事業への参加を表明しています。
アカウント登録・購入までのステップ
さて、ここまで仮想通貨の取得方法と仮想通貨取引所について見てきました。
仮想通貨買ってみようかなとお考えになった方が実際にどのような手順を踏めばいいのか説明していきます。
実際に購入するまでには
- 取引所に登録
- 入金(クレジット払い、銀行、コンビニ振込)
- 仮想通貨を買う
見ていただくとわかるようにこんなにも簡単にできてしまうのです。
1.登録
自分がアカウントを作りたい仮想通貨取引所を決めたら、そのサイトからアカウント登録を行います。
その際に必要となるのがメールアドレスと本人確認書類の2点です。
登録後はメールにURLが送られてくるので、設定したパスワードとともにログインします。
仮想通貨取引所ではお金を取り扱うので本人確認の必要があります。
コインチェックなんかでは免許証などを手に持ち自分と共に写真に収めて提出します。
そして本人確認ができればアカウントの設立となります。
2.入金
アカウントを作ったら、次は自分の口座に日本円を入金します。
クレジット払いや銀行、コンビニ振込によって入金することができます。
入金が確認されたら完了です。
本当に入金して大丈夫なのだろうかと不安に思う方もいるかと思います。
仮想通貨取引所では2段階認証などのセキュリティ対策を行うことで不正アクセスを防ぐよう日々取り組んでいます。
3.仮想通貨を買う
ここまできたらあとはもう買うだけです。
ビットコインを買って設けるのもよし、実際にお店に出向いて支払いするのもよし、様々な用途で仮想通貨は利用できます。
まとめ
今回は仮想通貨の取得方法と取引所について見てきました。
仮想通貨はまだまだ法整備が追いついていなかったり、これから変わっていくこともあるでしょう。
しかし着実に利用者は増え、仮想通貨を認める人が去年よりもずっと増えているのです。
それと同時に、新手の仮想通貨詐欺などが増えたことも事実としてあります。
しっかりと自分で調べれば他人に騙されるようなことはないのではないでしょうか。
興味をお持ちの方はぜひ一度調べてみてはいかがでしょうか。
また仮想通貨は現在税金がかかるので、設けている人は十分に注意しましょう。
ビットコインの税金については下の記事をご覧ください。
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