年間離職者の少ない企業ランキング!離職率・勤続年数はどのくらい?


 

昨今ではブラック企業という言葉が広く聞かれるようになり,労働環境を問題視する声も多く聞かれる時代となりました。

また,就職や転職をする際には平均勤続年数や離職率を見ると,働きやすい環境なのか,それともすぐに人が辞めてしまう環境なのかをイメージしやすいですよね。

今回は東洋経済が『CSR企業総覧(雇用・人材活用編)』2018年版のデータを使い発表した,2016年度の1年間の従業員の離職者が少なかった会社をランキング形式で発表し,考察をしていきたいと思います!

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BITPOINT

年間離職者が少ない企業ランキングトップ30を紹介!

 

順位 社名 業種 16年度離職者数 16年度従業員数 離職率 平均勤続年数
1  北川鉄工所 機械  7 1257  0.6 16.8
2  大日精化工業  化学 9 1461 0.6 19.2
 三井不動産  不動産 9 1332  0.7 17.9
エフ・シー・シー 輸送機器  9  1194 0.8 16.1
5 ダイヘン  電気機器 11 1023  1.1 14.9
6 日本曹達 化学 12  1279 0.9 20.3
7 ツムラ 医薬品 13  2377 0.5 20.1
 不二製油グループ本社  食料品  13 1193  1.1 19.3
三機工場 建設業 13  1926 0.7 18.2
キッツ 機械  13 1339 1.0 15.4
小林製薬 化学 13  1154 1.1 13.0
12 日本電子硝子 硝子  14  1658  0.8 23.5
 ミライト・テクノロジーズ  建設業  14  1130  1.2 16.4
 ゴールウィン 繊維  14  1858 0.8 10.1
ハウスオブローゼ 小売業  14  1044 1.3 7.1
16 信越化学工業  化学  15  2800 0.5 20.3
 新日本空調  建設業  15  1021  1.5 17.7
新電工業 電気機器  15  1103 1.4 17.0
19  オルガノ  機械  16  1011 1.6 15.5
20  やまびこ 機械  17 1085 1.6 18.3
日本郵船  海運業  17  1131  1.5 16.0
大同メタル工業 輸送機器  17  1285 1.3 13.7
23  日清オイリオグループ  食料品  18  1099 1.6 18.6
リケン 食料品  18  1443  1.2 16.3
昭和工業 機械  18  1141 1.6 16.1
アイカ工業 化学  18  1096 1.6 15.3
 27 日本新薬 医薬品  19  1739 1.1 17.4
日産化学  化学  19  1739  1.1 16.2
ADEKA 化学  19  1561 1.2 15.7
太平洋工業 輸送機器  19  1655 1.1 15.2

 

ここではランキングの対象を大企業に限定しているので,もしかしたら中小企業であれば年間の離職が全くない企業もあるかもしれません。

しかしそれにしても1000人規模の大企業で年間数名~十数名しか離職していないというのは,大変驚くべき数字ですよね。

ではこれから離職の人数の少ない業界の特徴や離職率の低い企業の特徴を考察していきます!

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離職者の少ないのはどんな業界!?離職率の低い企業の特徴は!?

 

では上のランキングをもとにどんな業界や企業で離職が少ないのかを見ていきましょう!

機械・化学工業の離職は少ない傾向がある!

まずは,上のランキングからも明らかなように機械や化学を扱う工業分野での離職者数は少ない傾向にあります。

これはなぜかというと,工業などの専門性・職人性の高い仕事は何年・何十年もかけて熟練したり,古い大企業気質のために年功序列の風潮が根強く残っているので,在籍年数が長いほど居心地の良い環境であるといえます。

逆にup or outのような実力主義の強い企業ではなかなかこういった低い離職率は達成されることはありません。

離職率の低い企業の特徴は!?

では,離職率の低い企業の特徴をいくつか挙げていきましょう!

  • 人材の長期育成をする意思が強い
  • 正当な評価制度がある
  • 社員の出入りが少なく,年功の風潮が残っている

などの3つのポイントがあげられます。

一点目の人材の長期育成については,人材をいかに大切に考えているか,また長期的に自社に貢献してもらえるにはどんな教育が必要かをプログラム化してあるかどうかになります。

こうした視点があることで,使えないから簡単にクビにしたりするのではなく,数年後に戦力になってもらうには何が必要かという,長期的なものの見方をしてくれるのです。

 

また二点目に関しては,その社員が働くためのモチベーションを損なわないために評価制度が明確で正当化を見極めることが必要です。

たとえば,頑張っているのに評価されない環境はなかなかい続けたくないですよね。

 

三点目は先ほどの話にも重なりますが,ある程度年功序列のシステムが残っていることが挙げられます。

 

これによって社員が長く企業に残ろうという要因が生まれますよね。

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「勤続年数が短い企業=悪い企業」ではない!

 

ここまで見てきて勤続年数が長いことが非常に良いことのように感じる人もいたかもしれません。

しかし,勤続年数が短い企業が必ずしもブラック企業であったり,悪い企業というわけではありません。

たとえば,外資系の企業だと数年のキャリアを積んで,自ら起業したり,転職してステップアップする人も多いです。

つまり,自分のキャリア形成の仕方によって,勤続年数が短い企業が合う人,合わない人がいるのです!

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まとめ

 

今回は大企業の離職者数や平均勤続年数をランキングで発表して,考察をしていきました。

みなさんも自分のキャリア観にあった企業を見極める指針として,平均勤続年数や離職率などの指標を活用してみてください!

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