銀行業界に興味があるけれど、年収はどれくらいなの?銀行によってどれくらい違うのだろう?
そんな疑問をお持ちの方に向けて、銀行業界全体の平均年収ランキングをご紹介していきます。年収だけでなく、各社の基本情報に加え、勤続年数や残業時間などの比較も載せています。
業界全体を見渡して比較していくことは業界研究につながること間違いなしなので、ぜひ参考にしてみてください!
銀行員の平均年収ランキング!20位〜11位を発表!
ここでは銀行業界の平均年収ランキングトップ20と各社の基本情報をご紹介していきます。
以下に出てくる「業務利益」という単語はあまり聞きなれないかもしれませんが、これらは銀行業特有のワードです。
業務純益とは、銀行が預金・融資等の本来の業務からどれだけの利益をあげたかを示す利益指標で、一般企業では営業利益にあたるものです。
第20位 七十七銀行 745万円
- 経常収益 1,131億円
- 業務純益 173億円
- 従業員数 3,015人
- 本社 宮城県仙台市青葉区中央3-3-20
- 設立年 1932年
七十七銀行は宮城県仙台市に本店を置く大手地方銀行です。国立銀行として77番目に設立された第七十七国立銀行を源流としています。
「石橋を叩いても渡らない」と評される七十七銀行の経営は、良くも悪くも堅実であるというのが特徴的です。
第19位 阿波銀行 745万円
- 経常収益 680億円
- 業務純益 191億円
- 従業員数 1,354人
- 本社 徳島県徳島市西船場町2-24-1
- 設立年 1896年
阿波銀行は徳島県徳島市に本店を置く地方銀行で、通称「あわぎん」と呼ばれています。
旧三菱銀行の親密地銀であり、三菱UFJフィナンシャルグループとの関係性が深いです。
第18位 横浜銀行 761万円
- 経常収益 3,054億円
- 業務純益 -
- 従業員数 4,815人
- 本社 神奈川県横浜市西区みなとみらい3-1-1
- 設立年 1920年
「浜銀(はまぎん)」の通称で知られる横浜銀行は、総資産額で長らく首位の座にある日本最大の地方銀行です。横浜市、川崎市、相模原市をはじめ県下の多くの市町村の指定金融機関となっています。
2016年に東日本銀行と経営統合し、持株会社であるコンコルディア・フィナンシャルグループを設立しました。
第17位 静岡銀行 766万円
- 経常収益 2,240億円
- 業務純益 547億円
- 従業員数 3,990人
- 本社 静岡県静岡市葵区呉服町1-10
- 設立年 1943年
静岡銀行は静岡県静岡市に本店を置く地方銀行で、静岡市、浜松市の指定金融機関です。日経平均株価の構成銘柄の一つでもあります。地方銀行においては第3位の総資産を有しています。
バブル期に不動産や開発融資を自制したことや、経営のあらゆる局面において質素倹約を重んじる行風から、「しずぎん」の通称をもじって「しぶぎん」などと揶揄されることもあります。
第16位 あおぞら銀行 777万円
- 経常収益 1,488億円
- 業務純益 -
- 従業員数 2,062人
- 本社 東京都千代田区麹町6-1-1
- 設立年 1957年
あおぞら銀行は東京都千代田区に本店を置く普通銀行で、日経平均株価の構成銘柄でもあります。1998年に経営破綻し特別公的管理銀行として預金保険機構の管理下に置かれた日本債券信用銀行が2000年に売却され、あおぞら銀行となりました。
新興企業やノンバンク、不動産投資信託各社や地方銀行などと提携し、中小企業への融資や当社関連会社であるベンチャーキャピタルなどを通じた取引を業務の中心に据えています。
第15位 新生銀行 782万円
- 経常収益 3,838億円
- 業務純益 -
- 従業員数 5,307人
- 本社 東京都中央区日本橋室町2-4-3
- 設立年 1952年
新生銀行は東京都中央区に本店を構える普通銀行で、日経平均株価の構成銘柄でもあります。1998年に経営破綻し日本政府により一時国有化された日本長期信用銀行は2000年に売却され、新生銀行となりました。
2008年には世界金融危機により海外で多額の損失が生じたことをうけ、2010年あおぞら銀行との経営統合する方針だったものの、新生銀行側が2010年3月期の連結決算で最終赤字に陥ったことなどにより、合併は破談となりました。
第14位 スルガ銀行 798万円
- 経常収益 1,562億円
- 業務純益 278億円
- 従業員数 1,907人
- 本社 静岡県沼津市通横町23
- 設立年 1895年
スルガ銀行は静岡県沼津市に本店を構え、静岡県と神奈川県を主たる営業エリアとする地方銀行です。沼津市の指定金融機関でもあります。
ネットバンキングへの着目や他業態との提携等、個性的な営業戦略を次々と打ち出す異形の高収益銀行として名を馳せていたものの、2018年には不正融資やパワハラ等の問題で株価はリーマンショック直後の株価水準まで急降下しています。
第13位 池田泉州HD 817万円
- 経常収益 1,116億円
- 業務純益 -
- 従業員数 2,853人
- 本社 大阪府大阪市北区茶屋町18-14
- 設立年 2009年
株式会社池田泉州ホールディングスは、大阪市北区に本社を置く金融持株会社です。
2008年に経営統合することが発表された池田銀行と泉州銀行の合併を前提として、2009年に設立されました。
第12位 東京スター銀行 821万円
- 経常収益 703億円
- 業務純益 -
- 従業員数 1,708人
- 本社 東京都港区赤坂二丁目3番5号
- 設立年 2001年
東京スター銀行は東京都港区に本店を置く第二地方銀行です。1999年に経営破綻した第二地方銀行である東京相和銀行の営業を譲り受ける形で免許を受けた銀行であり、2001年に営業を開始しました。
「ATM手数料の無料化」や、預金残高と同額分のローン残高には金利がかからない「預金連動型ローン商品」、お客様の相談にのる「ファイナンシャル・ラウンジ」の設置などを日本で先駆けて実現している銀行でもあります。
第11位 トモニHD 824万円
- 経常収益 726億円
- 業務純益 -
- 従業員数 2,488人
- 本社 香川県高松市亀井町7番地1
- 設立年 2010年
トモニ ホールディングス株式会社は、香川県高松市に本社を構える金融持株会社です。徳島銀行、香川銀行、大正銀行などが傘下にあります。
徳島銀行と香川銀行は、それぞれが営業基盤とする徳島県と香川県両県の人口減少による資金需要の先細りを考慮し経営統合したのち、関西圏への進出を狙うトモニ HDは大阪の第二地方銀行である大正銀行を買収しました。
銀行員の平均年収ランキング!10位〜6位
第10位 山口FG 851万円
- 経常収益 1,612億円
- 業務純益 409億円
- 従業員数 4,484人
- 本社 山口県下関市竹崎町4-2-36
- 設立年 2006年
株式会社山口フィナンシャルグループは、山口県下関市に本社を置く金融持株会社です。傘下には、地方銀行である山口銀行と北九州銀行、第二地方銀行であるもみじ銀行があります。
地方金融グループにおいては、ふくおかフィナンシャルグループ、ほくほくフィナンシャルグループ、に次ぐ第3位の総資産を有しています。
第9位 ふくおかFG 853万円
- 経常収益 2,375億円
- 業務純益 735億円
- 従業員数 6,811人
- 本社 福岡県福岡市中央区大手門1-8-3
- 設立年 2007年
株式会社ふくおかフィナンシャルグループは、福岡県福岡市に本社を構える金融持株会社で、傘下として福岡銀行や熊本ファミリー銀行を持っています。
日経平均株価の構成銘柄でもあり、地方金融グループ内では第一位の総資産を有しています。
第8位 ほくほくFG 901万円
- 経常収益 1,809億円
- 業務純益 419億円
- 従業員数 5,605人
- 本社 富山県富山市堤町通り1丁目2番26号
- 設立年 2003年
株式会社ほくほくフィナンシャルグループは、富山県富山市に本社を構える金融持株会社です。傘下には北陸銀行と北海道銀行があり、総資産ではふくおかFGに次いで第2位となる地方銀行グループでもあります。
北陸と北海道それぞれに本拠地を持っていた北陸銀行と北海道銀行の合併は、国内初の本店の所在地が遠隔となる地方銀行同士の合併となり、銀行の新たな再編の形として注目されました。
第7位 りそなHD 922万円
- 経常収益 7,429億円
- 業務純益 -
- 従業員数 16,785人
- 本社 東京都江東区木場1-5-65
- 設立年 2001年
株式会社りそなホールディングスは、りそな銀行、埼玉りそな銀行、関西みらいフィナンシャルグループなどを傘下に置く金融持株会社です。
銀行業界総資産ランキングでは第6位にあり、3大メガバンクに次ぐ大手金融グループとなっています。
第6位 じもとHD 927万円
- 経常収益 426億円
- 業務純益 -
- 従業員数 1,832人
- 本社 宮城県仙台市青葉区一番町二丁目1番1号
- 設立年 2012年
株式会社じもとホールディングスは、宮城県仙台市に本社を置く金融持株会社です。
宮城県に本店を構える第二地銀の仙台銀行と、山形県に本店を構える第二地銀のきらやか銀行の経営統合により、株式移転の形で設立されました。
銀行員の平均年収ランキング!5位〜1位
第5位 みずほFG 969万円
- 経常収益 3兆5,611億円
- 業務純益 4,578億円
- 従業員数 60,051人
- 本社 東京都千代田区大手町1-5-5大手町タワー
- 設立年 2003年
株式会社みずほフィナンシャルグループは、東京都千代田区に本社を置く金融持株会社です。銀行業界における総資産額では第3位であり、日本の三大メガバンクの一つとなっています。
かつての第一勧業銀行、富士銀行等を合併・再編したことによって発足したみずほホールディングスの子会社として2000年に発足し、同年3月には親子関係を逆転してみずほグループの統括企業となりました。
第4位 三菱UFJ FG 1,132万円
- 経常収益 6兆680億円
- 業務純益 1兆2,328億円
- 従業員数 117,321人
- 本社 東京都千代田区丸の内2-7-1
- 設立年 2001年
株式会社三菱UFJフィナンシャルグループは、東京都千代田区に本社を置く金融持株会社です。銀行業界における総資産額では第1位であり、日本の三大メガバンクの一つとなっています。
国外にアメリカの地銀ユニオン・バンクや、タイの商業銀行であるアユタヤ銀行を傘下に持ち、国際業務でも優位性を持っているのが特徴的です。
第3位 九州FG 1,232万円
- 経常収益 1,646億円
- 業務純益 315億円
- 従業員数 4,615人
- 本社 熊本県熊本市中央区練兵町1
- 設立年 2015年
株式会社九州フィナンシャルグループは、熊本県熊本市に本社を構える金融持株会社です。九州地域では、ふくおかフィナンシャルグループと西日本シティ銀行に次いで第3位の総資産を有する金融グループになります。
本社は熊本県熊本市ですが、本店の方は鹿児島県鹿児島市にあります。
第2位 三井住友トラスト・HD 1,235万円
- 経常収益 1兆3,509億円
- 業務純益 -
- 従業員数 22,351人
- 本社 東京都千代田区丸の内1-4-1
- 設立年 2002年
三井住友トラスト・ホールディングス株式会社は、東京都千代田区に本社を構える金融持株会社です。傘下には三井住友信託銀行を持ち、総資産額では業界第5位となっています。
三井住友FGや三井住友銀行とは、同じ三井グループ・住友グループに属するものの直接的な資本関係はなく、互いに独立して経営している状態です。
第1位 三井住友FG 1,272万円
- 経常収益 5兆7,641億円
- 業務純益 1兆2,038億円
- 従業員数 72,978人
- 本社 東京都千代田区丸の内1-1-2三井住友銀行本店ビルディング
- 設立年 2002年
株式会社三井住友フィナンシャルグループは、東京都千代田区に本社を構える金融持株会社です。傘下には三井住友銀行、三井住友カード、三井住友ファイナンス&リース、日本総合研究所、SMBC日興証券が含まれます。
日本三大メガバンクの一つであり、総資産は業界第4位となっています。
銀行業界の市場規模・動向、今後の課題は?
銀行業界の市場規模
銀行業界は24兆9,412億円の市場規模を有し、日本の業界内でも上位の規模となる業界です。
バブル崩壊に伴う不良債権の処理や、大型金融グループ間での再編・合併がひと段落して安定期に入っていた銀行業界ですが、2008年にはリーマンショックの影響により業績が著しく低下しました。
こういった動きを受け、運用面での安全性を重視するようになったメガバンクでは、比較的安全である日本国債を買う動きが高まりました。その後の国債の価格上昇によって、メガバンクの業績は回復していきました。
一方地方銀行でも、メガバンクと比べると回復のスピードは遅かったものの順調に業績を伸ばしています。
また、銀行業界にもグローバル化の波が訪れ、海外進出や海外銀行の買収に着手する大手企業が散見されるようになりました。海外市場の開拓が成功するか否かが、今後の銀行業界の動向を大きく左右していくことが予想されます。
銀行業界のトピックス
地方銀行の再編
地方銀行では人口減少や地方経済の停滞の影響を受け、厳しい経営状態が続いています。地銀の過半数の54行で本業利益が赤字であり、うち10行が2期連続、30行が3期以上連続で赤字となっています。
そのため各地で地銀再編が進んできているのですが、再編により一県一行にしても不採算となることが予測される県が全国で23県もあり、抜本的な経営方針の転換も必要になってくることが考えられます。
マイナス金利政策
銀行業界の収益性が低下してきていることが問題視されているのですが、その原因の一つとしてマイナス金利政策の導入が挙げられます。
マイナス金利政策により、民間の金融機関が日銀に預ける預金の金利がマイナスになる、すなわち民間金融機関が日銀に預金の利息を払わなければならなくなりました。
この政策は、預けていたお金を企業や個人への貸し出しに回すことを促すものでありますが、本業収益である利ざや(預金金利と貸出金利の差額)が縮小したことにより運用難に陥った銀行では、収益の悪化に繋がってしまっています。
銀行業界の課題
預金金利の低下による預金離れ
バブルが崩壊してから銀行の金利は著しく低くなり、預金するメリットについて疑問を持つ利用者が年々増えてきています。
預金者の減少により銀行側が運用できる預金が減ってしまうと、さらに経営の悪循環が起きてしまうため、ビジネスモデルの何らかの改善の必要性が高まっています。
貸し渋り
日本の銀行は海外の銀行と比べると自己資本比率が低いため、リスクを軽減して安全な経営を求める傾向にあります。
しかし、そのために貸し渋りをしてばかりでは貸出金利が得られず、銀行業界そのものの収益も低下してしまうことになるので、経営体勢の改善が必要になってきています。
ビッグデータ
各業界でデジタル化やIT化が進んでいますが、銀行業界でもそれを取り入れてビッグデータを上手く活用していくことが重要になってきています。
個人向けの融資や資産運用業務に関してはすでにビッグデータを活用し、人工知能によって審査やアドバイスがなされているケースが増えてきています。
同時に、こういったビッグデータやIT技術に対する投資も増えてくるので、そのようなユーザーのニーズに応えられるように、専門的な知識を有する人材の育成も急務となってきています。
銀行員の年収は平均と比べて高い?低い?
業界地図の11ページ40歳モデル年収の業界平均と比較してみます。
- 40歳全体の平均年収・・・600万円
- 40歳時点での銀行業界の平均年収・・・668万円
銀行業界の平均年収は、他業界と比べて高めであることがわかります。
ただし、銀行間での年収差はかなりあり、メガバンクでは平均年収が798万円であるのに対して、地方銀行では630万円、第二地銀では549万円となっています。
銀行各社の平均年齢、勤続年数、残業時間は?
次に銀行業界年収ランキング上位企業の平均年齢、平均勤続年数、残業時間、有給日数を見ていきましょう。
ここでは、年収だけを比較するのではなく、残業時間や平均年齢など複数の視点で企業分析をすることでより深い企業理解をすることができます。
企業名 | 平均年収 | 平均年齢 | 平均勤続年数 | 残業時間(月) | 有給休暇消化率 |
三井住友FG | 1,272万円 | 39.5歳 | – | 58.6時間 | 38.8% |
三井住友トラスト・HD | 1,235万円 | 50.2歳 | 20.9年 | 65.5時間 | 11.0% |
九州FG | 1,232万円 | 49.0歳 | 23.1年 | – | – |
三菱UFJ FG | 1,132万円 | 40.4% | 16.6年 | 23.4時間 | 63.0% |
みずほFG | 969万円 | 40.7歳 | 16.9年 | 32.4時間 | 61.1% |
じもとHD | 927万円 | – | 17.3年 | – | – |
りそなHD | 922万円 | 46.7歳 | 19.4年 | 22.1時間 | 70.9% |
ほくほくFG | 901万円 | – | 20.5年 | – | – |
ふくおかFG | 853万円 | 45.4歳 | 21.5年 | 25.6時間 | 69.8% |
山口FG | 851万円 | 43.7歳 | 17.5年 | 17.4時間 | 50.8% |
トモニ HD | 824万円 | – | 27.8年 | – | – |
東京スター銀行 | 821万円 | – | – | 22.7時間 | 57.8% |
池田泉州HD | 817万円 | 55.6歳 | 33.2年 | 13.3時間 | 31.7% |
スルガ銀行 | 798万円 | 42.6歳 | 18.1年 | 26.8時間 | 20.7% |
新生銀行 | 782万円 | 41.6歳 | – | 30.9時間 | 52.2% |
あおぞら銀行 | 777万円 | 42.6歳 | – | 24.5時間 | 43.0% |
静岡銀行 | 766万円 | 38.7歳 | 16.9年 | 23.6時間 | 61.9% |
横浜銀行 | 761万円 | – | – | 24.9時間 | 68.6% |
阿波銀行 | 745万円 | 40.8歳 | 18.7年 | 15.1時間 | 18.6% |
七十七銀行 | 745万円 | 38.0歳 | 16.3年 | 20.7時間 | 77.7% |
上記のどの指標を重視するかは人それぞれ違うでしょう。ここでは分析のポイントをいくつか紹介します。
1.平均年齢は何歳か・・・年収が多少低くても平均年齢が低ければ生涯給与は高い可能性がある。
2.有休消化率はどのくらいか・・・有休取得可能日数だけでなく実際の消化日数を比べることが大切。取得率が低ければ有休申請しづらい社風の可能性も。
3.残業時間は何時間か・・・いくら平均年収が高かったとしても残業時間が多く、体を壊してしまっては元も子もない。
銀行業界の経常収益・純利益ランキング!
最後に、銀行業界の経常収益と純利益についてそれぞれランキングを発表していきます。
銀行業界の経常収益ランキング
ここでは銀行業界の経常収益ランキングをまとめます。
- 三菱UFJ FG 5兆7,144億円
- 三井住友FG 4兆7,721億円
- みずほFG 3兆2,152億円
- ゆうちょ銀行 1兆9,689億円
- 三井住友トラスト・HD 1兆1,989億円
このように経常収益トップ3には三大メガバンクとされる三菱UFJ FG 、三井住友FG 、みずほFG がランクインしており、第4位以降とは圧倒的な差をつけていることが分かります。
銀行業界の純利益ランキング
ここでは銀行業界の純利益ランキングをまとめてみたいと思います。
- 三菱UFJ FG 9,514億円
- みずほFG 6,709億円
- 三井住友FG 6,466億円
- ゆうちょ銀行 3,250億円
- りそなHD 1,838億円
このように経常収益ランキング同様、純利益ランキングにおいてもトップ3はメガバンクが占めています。
おわりに
銀行業界の平均年収ランキングに加え、各企業の基本情報とその比較、経常収益・純利益ランキング等をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
20社を同時に比較してみることで、年収や勤続年数、残業時間などについての各社の違いが明らかになるとともに、業界全体の傾向をつかむことができたのではないでしょうか。
銀行業界への就職を考えている方は、各銀行のHPなどからより詳細かつ最新の情報をチェックしてみてください。
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